2022年9月10日土曜日

ホワイトアスパラガスにはソアべ。

ソアべと料理

ソアべはベネトのワイン。なので単純に、ベネトの食材との組み合わせはどうでしょう。
ベローナの名物食材の一つは、ホワイト・アパラガス。
ベネトの味↓

まずはベネトの名物食材、ホワイトアスパラガスとアジアーゴを使ったベネトのシンボル料理、リゾットRISOTTO agli ASPARAGI con ASIAGO al SOAVE  CLASSICO D.O.C.です。
ベネトのホワイト・アスパラガスの収穫↓


アスパラガスの季節は春、春の料理です。
材料
米(ビアローネ・ナノかスーペルフィーノ米)・・280g
ホワイトアスパラガス・・8~10本
おろしたパルミジャーノ・・50g
おろしたアジアーゴ・・50g
水牛のリコッタ・・50g
バター・・60g
ソアーベ・クラッシコDOCG・・2カップ
熱した牛乳・・1/2カップ
EVオリーブオイル、塩、こしょう
野菜のブロード

・アスパラガスは根元の堅い部分を切り落とし、軸は小口切りにする。穂先は1分ゆでて氷水に取り、冷めたら縦にスライスし、EVオリーブオイル、塩、こしょう、ソアべ少々でマリネする。
・リコッタを裏漉しする。
・小口切りした軸を牛乳1/2カップ、ソアべ少々、野菜のブロード少々、塩、こしょうでゆでる。
・米を炒めてソアべをかけ、アルコール分を飛ばす。アスパラガスの軸を加えて湯をかけながら13~14分リゾットに煮る。塩味を整えてリコッタとおろしたチーズを加え、火から下してバターでマンテカーレする。
・蓋をして2分休ませ、皿に盛り付けて粗挽きこしょうをかけてマリネしたアスパラガスの穂先を加える。ソアべのグラスを添えてサーブする。

今度ホワイトアスパラガスのシーズンが来たら、ソアべも忘れずに用意しないとね。

地元の食材とソアべのことなら、1999年に設立されて、カンティーナやレストラン、アグリトゥーリズモなど200以上のメンバーがいる約50㎞のソアべ・ワインルートがお勧めです。
webページはこちら

この地方の代表的なチーズはモンテベロネーゼ。この地方だけでなく、イタリアの山のチーズを代表する山小屋のミルクだけを使った牛乳のセミコッタ生地のチーズです。カボチャのビゴリなどの伝統料理に使われます。洋梨のジャムと蜂蜜ともばっちりの相性。

マルガ(山小屋)のチーズ、モンテベロネーゼ↓

乾麺のパスタよりリゾットのほうが普及したベネトで、パスタと言えば、ビゴリ。小麦粉の生地をブロンズのトルキオで押し出して作る表面がざらざらした麺です。スパゲッティの長さのブカティーニのような太い麺。

ビゴリの話は次回です。



------------------------------------------------------- 
「総合解説」
[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

0 件のコメント:

ベネチアのボッタルガ

アドリア海のコウイカの話をしてきましたが、ベネチアがあるベネト州は、アドリア海の他にも、デルタ・デル・ポーと呼ばれるラグーナ(潟)や、イタリア最大の湖、ガルダ湖ともつながっています。 ベネチアとラグーナ ラグーナとデルタ・デル・ポー ガルダ湖 ベネトの海につながる地方だけでもこん...