今日の料理は、秋のキャンプメニューから、うさぎ肉とドライフルーツのテリーヌ(リチェッタはCIR10月号P.34)です。
キャンプメニューにテリーヌて、しかもうさぎ肉て、すんごくヨーロッパ的ですが、先日、エミリア・ロマーニャの料理として“うさぎ肉のベリー添え”を取り上げたばかりなので、エミリア・ロマーニャ地方ではうさぎ肉は豚肉に次いで一般的な肉、ということはばっちり予習済みです。
エミリア・ロマーニャだけでなく、イタリア全国的にうさぎ料理はあり、ロースト、フリット、ポルケッタなど、様々な方法で調理されています。
ロマーニャ風うさぎ肉のポルケッタ。
ポルケッタは肉で混ぜた具を包む手間のかかる料理ですが、テリーヌは型に入れて焼きます。
うさぎ肉のテリーヌ。リチェッタの詳細は(CIR10月号P.34)。
しかも、秋のキャンプメニューですから、森が主役の季節の料理です。
ベネトのキャンピング・ヴィレッジ↓
ビーチでのバカンスが終わったら、秋は森でキャンプ。
子供たちが集まるサマーキャンプというのは、子供のころ、アメリカで体験したことがあります。年上のアメリカ人たちの間に入ってのキャンプ生活は、短い間だけど一生忘れられない体験になりました。観光地に行くのとはまったく違い、毎日、コミュニケーションの方法を身をもって習得していくことが分かり、自分が成長していくことが実感できる素晴らしい体験でした。
ボローニャとフィレンツェの間のアペニン山地の秋のオートキャンプ場。
バカンスをキャンプで過ごすという素敵な選択。
トラットリアのガイド本で知られるカルロ・カンビのイタリア料理書は、季節ごとにイタリア料理をまとめています。秋の料理は、賑やかで脂がのり、ノスタルジックな香りが特徴、と語っています。
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