魚にも野菜にも肉にも地中海料理にも和食にも合う、と宣言しているワイン、ペコリーノ。
今月の(CIR)の記事にはお勧め料理が3点載っていますが、(P.53)
海の幸と山の幸を組み合わせたモンテ・エ・マーレな料理だったり、鶏肉とカリフラワーのフリットや、チェーチとラルドのキタッラなど、農家風で、かつワインが進みそうな1品でした。
モンテ・エ・マーレな料理はイカのリピエーニ。典型的な地中海料理です。
下の動画は基本のイカのリピエーニのフライパン焼き。パンのクラムじゃなくてパン粉入りバージョン。詰め物にじゃがいものピューレを加えるとボリュームがかなりアップ。
イカのリピエーニのトマトソース煮。
下の動画のアマルフィ風イカのリピエーニは、ゆでたじゃがいもにズッキーニを加えています。
アマルフィの名物パスタ、ネラノ風スパゲッティのイカ版アレンジです。
2品めは鶏肉とカリフラワーのフリット。農家の鶏肉のフリットは美味しそう。
下の動画のジョルジョーネシェフは、自分の本にもチキンのフリットを載せている人。店では家禽を育てながら畑も耕しています。彼は鳥を育てるのが好きで屋外で天然の餌を自分で探してついばむとても美しい動物だと語っています。そういえば、本にはガチョウ料理もありました。
ジョルジョーネの鶏肉のフリット。
チキンのフリットも美味しそうだけど、本のリチェッタは、カリフラワーのフリットも添えています。紫カリフラワーと黄カリフラワーのフリットです。シチリアの冬野菜。白いカリフラワーより味が濃いんだそうです。
カリフラワーのアッフォガート、カターニア風。
最後の1品、チェーチとラルドのキタッラは次回に。