2019年1月16日水曜日

イタリアのビール~中部、南部

今日も「総合解説」2016年8月号を見ながらどうぞ。
まずはウンブリアでいちばん有名な造り手、ビッリフィーチョ・サン・ビアージョのモナスタ。
www.birrasanbiagio.com

ウンブリアで最初のクラフトビールで、修道院の製法を取り入れて作られたビール。




作っているのはハイネケンで20年働いていた彼。
 ↓


いかにも高級そうなビール。
ダブルモルトで瓶内発酵。
価格は75clのボトルが€11.50。
ちなみにフォルストのビールは33clが3本パックで€3。
妥協はしないで作っています。

次はアブルッツォはペスカーラのビール。
ペスカーラ名物のコンフェッティ用にアーモンドを加工していた建物で作られているビールなので、その名もアルモンド。
www.birraalmond.com




次はバジリカータのビールですが、ラベルには、例の昭和な口ひげのおじさんが。
モレッティです。本社はミラノ。
www.birramoretti.it

提供はハイネケン・イタリア。
いつの間にか多国籍企業になっていたんですね。
しかも、いち早く地ビールに着目して、モレッティおじさんをカラーレンジャー化。
カラブリア(ルカーナ、青)は地元産モルトを使用。





最後はサルデーニャのバーレイ。
www.barley.it

BB7はモスカートぶどうのモストを加えた革新的なビール。



バーレイは、注目の革新派。
バーレイのビールが飲める、というだけでレストランの宣伝になるほど注目されています。

今日もたっぷり飲んだ気分。

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“ワインと対等のビール”の記事の日本語訳は「総合解説」2016年8月号に載っています。
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2019年1月14日月曜日

イタリアのビール~北イタリア

ビールの話、続きます。
今月の「総合解説」で紹介したイタリア各地のビールから、動画をいくつか。

まずはアルト・アディジェのフォルスト。
www.forst.it






雪の中で震えながらビール飲むのも、おつでんなあ。

次はヴェネトのテレジアネル。
www.theresianer.com



歴史を感じさせる造り手ですね。
会社の現住所はヴェネトですが、マリア・テレジアを連想させる社名からも、フリウリ=ヴェネチア・ジューリアのトリエステとのつながりが強そう。
実際、トリエステがオーストリア・ハンガリー帝国の一部だった1766年に創業した、町で最初のビッレリアだったのでした。
いわゆるウィーン派のビールです。

次はエミリア・ロマーニャのラ・マータ。
www.birrificiolamata.it
イタリアで最初にホップの栽培を始めた農家の1軒が経営しています。



ビールはラベルが可愛い系。

北イタリアの3社を紹介しました。
職人技の伝統が独自の進化を見せるイタリアのビールは個性豊かで楽しいですねー。
全部飲んでみたくなります。

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“ワインと対等のビール”の記事の日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
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2019年1月11日金曜日

ビールのサーブ方法

今日はイタリアビールの話。

ビールはワインと同じくらいこだわりが詰まった飲み物ですよね。
下の動画ではビール用グラスについて語っていますが、ずらっとグラスを並べて、それぞれの特徴を語る語る。
イタリアソムリエ協会の元会長のジュゼッペ・ヴァッカリーニさんが、『クチーナ・イタリアーナ』誌の連載記事で勧めた万人向けのビールグラスはすらりとした足のあるチューリップ型です。
下の動画にも登場しますよ。



次の動画の彼もヴァッカリーニさんと同じ結論に達したようです。
チューリップグラスでビールを飲むイタリアの人、多いんですね。



次は注ぎ方。



最後のステンレスの薄片を落とす実験は衝撃的ですが、これが胃袋の中で起きている現象なのだそうです。
つまりビールを正しく注がないと、お腹の中で泡がどんどん発生して胃袋が大変なことになってしまうわけですね。

泡の大切さを知ったら次は中級編



見てるだけでゲップが出そう。
でもビールの話面白そうなので次回に続きます。
「総合解説」を見ながらどうぞ。

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“ワインと対等のビール”の記事の日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
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2019年1月9日水曜日

アンツィオのグルメ旅ガイド

月に一度のイタリア食べ歩きの旅ガイド、今月はアンツィオとネットゥーノです。
先日はフィウミチーノの店を紹介しましたが、ローマの人が休日を過ごす近郊のこのあたりは、さすがにレストランも充実してますね。
偶然ですが、アンツィオは先月、ロモロ・アル・ポルトという店を紹介した時にさらっと紹介したので(こちら)、基礎知識はあったので今回の『ガンベロ・ロッソ』の記事を訳す時に、とても役に立ちました。

それでは、ローマを拠点にしているグルメな旅人が、次に目指す目的地の1つ、アンツィオの食べ歩き旅に、出発です。

ロモロ・アル・ポルトの時は、アンツィオという町だけ出てきて、ネットゥーノという町には、まったく触れていませんでした。
アンツィオとネットゥーノをセットで検索すると、第二次大戦の上陸作戦の話ばかりが見つかります。

総合解説」の記事の冒頭部分を読めば、この地方のかつての空気感がすぐにわかります。
そもそも、アンツィオとネットゥーノは2つ合わせてネットゥーノというコムーネでした。
かつて、ヴァカンスと言えば避暑地やきれいな海辺で過ごすことを意味した時代、このあたりはローマの知識階級の別荘地でした。
そしてその黄金時代は、1944年に装甲車が上陸して、リバティースタイルの部屋がアメリカ軍の将校の司令部になった時代に終ったのだそうです。
そしてその後数十年に渡って、アンツィオは新しい姿に生まれ変わり、地中海最後の自然を残すビーチや、ローマの遺跡、自然保護区、漁港などが観光名所となりました。

ネットゥーノ、アンツィオ、チルチェオ
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漁港とレストランは切っても切れない関係です。
高級魚はガイドブックで高評価の高級店が仕入れます。
市場で売れないような魚は、港のそばにある漁師のオステリアの料理になります。

アンツィオの港では午後になると漁から戻った漁師が新鮮な魚を売っています。
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アンツィオのリストランテ
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アンツィオでは、漁師さんがやってるオステリアに行くのが一番のようです。
ということは、市場で魚を買いながらの情報収集が最適ですね。

さらに、記事でお勧めのエノテーカはこちら。
 ↓


お勧めのジェラテリーアはこちら。
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最後はラツィオのドルチェ、ワイン入りチャンベリーネ、“ウブリアケッレ“




リチェッタは「総合解説」にあります。
レストラン等の情報も「総合解説」を御覧ください。


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“グルメ旅~アンツィオとネットゥーノ”の記事とリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
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2019年1月7日月曜日

フィウミチーノの人気店

今月のシェフ、二人めは、ジャンフランコ・パスクッチさん。
フィウミチーノのパスクッチ・アル・ポルティッチョロのシェフです。

彼と店の歴史は「総合解説」をご覧いただくとして、一度は手放した祖父の店を、ジャンフランコが買い戻して、見事に高評価のインターナショナルな店に生まれ変わらせた、その店とは、どんな店なのか。
魚料理の新しい姿と言われる彼の料理はどんなものなのか、気になりますねー。

店と料理はこんなイメージ。
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口コミサイトでは軒並み高評価。
こちらではフィウミチーノのレストランベスト10に。
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シェフの料理はテッリーネのパスタの動画をどうぞ。
テッリーネは小型の二枚貝。
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リチェッタは、
・にんにく、オイル、唐辛子、白ワインで貝を熱して開けます。
・パスタをゆでるトマト水を作ります。
・トマトを角切りにしして鍋に入れ、ジュニパー、バジリコ、タイム、こしょうを加え、水で覆います。
・弱火で40分煮て濾し、水を足して、これでパスタをゆでます。
・イタリアンパセリと水をミキサーにかけて濾します。ソテーパンで軽く熱してイタリアンパセリの色素を表面に浮かび上がらせます。
・パスタをアルデンテにゆでて貝と一緒にソテーパンに入れ、イタリアンパセリの色素を散らしかけます。

人気の1品、グラン・フリット・ミスト。
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衣はとうもろこしの粉とコーンスターチ、ウオッカ、水や、小麦粉と塩、水の衣を使い分けています。

最後にシェフと愛車の動画をどうぞ。
BMWローマの面白い企画。
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“ジャンフランコ・パスクッチ”シェフの記事とリチェッタの日本語訳は「総合解説」2016年8月号に載っています。
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2019年1月4日金曜日

大注目のピッツェリア・ベルベレ

今年もよろしくおねがいします。

最初のお題は、マッテオとサルヴァトーレ・アロエ兄弟のグループ・ピッツェリア、ベルベレ。
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最初の店をボローニャに開いて数年後には、ロンドンを含む5店舗に成長という怒涛の快進撃。

動画で話しているのはマッテオ。
カラブリア生まれでボローニャ大学卒業。
最初の店もボローニャ県のカステルマッジョーレに開きました。
その後、フィレンツェ、トリノ、ミラノと出店しています。
北イタリアで大成功を収めているナポリ派でないピッツェリア。




彼らはなぜ成功したのか。
彼ら自身は、イタリアの庶民的な国民食に、職人技と極上の品質を取り入れたから、と考えています。

小麦粉や発酵、栄養価、世界的な高級レストランを研究して、導き出した答えです。
天然酵母だけを使い、26℃で24時間発酵させた軽くてスローなピッツァ。
仲間たちと大勢で食べることを意識して、細かくカットを入れて手でつかみやすくしているのも特徴。

紫玉ねぎとサルシッチャのピッツァ
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軽くてスローって、最高。


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シェフ~マッテオ・アロエ(ベルベレ)の記事とリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
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イタリアのビール~中部、南部

今日も「 総合解説 」2016年8月号を見ながらどうぞ。 まずはウンブリアでいちばん有名な造り手、ビッリフィーチョ・サン・ビアージョのモナスタ。 www.birrasanbiagio.com ウンブリアで最初のクラフトビールで、修道院の製法を取り入れて作られたビール。 ...