今日はイタリアビールの話。
ビールはワインと同じくらいこだわりが詰まった飲み物ですよね。
下の動画ではビール用グラスについて語っていますが、ずらっとグラスを並べて、それぞれの特徴を語る語る。
イタリアソムリエ協会の元会長のジュゼッペ・ヴァッカリーニさんが、『クチーナ・イタリアーナ』誌の連載記事で勧めた万人向けのビールグラスはすらりとした足のあるチューリップ型です。
下の動画にも登場しますよ。
次の動画の彼もヴァッカリーニさんと同じ結論に達したようです。
チューリップグラスでビールを飲むイタリアの人、多いんですね。
次は注ぎ方。
最後のステンレスの薄片を落とす実験は衝撃的ですが、これが胃袋の中で起きている現象なのだそうです。
つまりビールを正しく注がないと、お腹の中で泡がどんどん発生して胃袋が大変なことになってしまうわけですね。
泡の大切さを知ったら次は中級編
見てるだけでゲップが出そう。
でもビールの話面白そうなので次回に続きます。
「総合解説」を見ながらどうぞ。
-------------------------------------------------------
“ワインと対等のビール”の記事の日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
「書籍リスト」
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2019年1月11日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
スペインで生まれたからパン・ディ・スパーニャと呼ばれるイタリアのスポンジ生地。フランスでは経由地のジェノバの名を取ってパータ・ジェノワーズと呼ぶ。案外適当。
今日のお題は、“パン・ディ・スパーニャpan di Spagna”。 なぜスペインのパンなのか、不思議でしたが、それはスペインで生まれたから、という超シンプルな理由でした。生地の日本語訳は(cir3月号P.37)。この生地は、19世紀半ばに、ジェノヴァで重要な晩餐会が開かれた際に...

-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日は、イタリア料理業界の最先端とは無縁の地方の村を紹介します。 ずばり、バジリカータのポッリーノ国立公園です。 イタリア人でさえ、よく知らないというバジリカータの、国立公園の、標高1000m以上の山の中にあるド田舎、もとい、大自然に囲まれた古くて素晴らしい集落です。 ...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
0 件のコメント:
コメントを投稿