1品目はアルデンテ信仰に対する反論、でした。
パスタを牛肉の煮込み“ストラコット”の方法で調理して、ミキサーにかけて揚げるという力技。
本気でタブーに挑戦するとは、こういうことです、みたいな1品でした。
そして2品目は、“ンドゥーヤ、ストラッチャテッラ、パイナップルのピンサ”。
ピンサは新しいピッツァとしてイタリアでもちょっとだけブームになったもの。流行を追わないイタリアで、珍しくちょとだけ(www)話題になった新商品だけど、正直言って製品化されて市販品が出回るようになって、他の市販品のパン生地の間に埋もれてしまったよく分からないピッツァ生地。
ローマ発祥だそうで。
ピンサ・ロマーナ。
市場の要求に合うように考え出されている。
ピンサの考案者。
ピッツァ・ロマーナとピンサの違い。
ローマスタイルのピッツァvsナポリピッツァ。
外国人向けにナポリピッツァの説明から始める丁寧な動画。でも、ナポリとローマのピッツァの違いというテーマは大きすぎて話が長いし、言ってることが専門的過ぎて結局よく分からない。ピンサに関してはローマの製品じゃない、工場の製品だと断言してます。同感。で、結局両者の違いは分かりましたか?自分で粉から作るより、市販品を買うのが手っ取り早い、てなるよねー。つまり生産者の思惑通り。
ナポリピッツァvsニューヨークスタイルピッツァ。
ニューヨークスタイルは、デリバリー用のアメリカンピッツァ。ナポリピッツァはナポリの産物を使ったナポリの日常から生まれたもの。ニューヨークのピッツァは、ナポリの新鮮な産物は手に入らないので、アメリカの大量生産の安価で日持ちする加工品を使い、しかもデリバリー用のピッツァ。これはこれですごくニューヨーク的。
ナポリの産物にこだわるナポリピッツァだけど、ピンサはナポリの伝統や食文化とは何の関係もないもの。ただ、ベースはナポリピッツァ。
そして今月のリチェッタは、パイナップルのトッピングのピッツァ。ナポリとは何の関係もないけど、これは日本のナポリタンが、ナポリの魂とも言える産物、ナポリ産トマトじゃなくて、アメリカの大量生産の象徴ケチャップを使うのとほぼ一緒。
ナポリでパイナップルのピッツァ頼むと事件になる(www)。
パイナップルのピンサは、正真正銘イタリア料理のタブーに真正面から挑戦したもの。でも、ンドゥーヤとストラッチャテッラというコテコテの南イタリアの産物を使っているので、なかなか美味しそう。
次の料理は、バジリコを使わないペーストです。なんだか楽しくなってきてるwww。
この話は、(CIR2023年9月号)の記事、“イタリア料理のタブーに挑戦”の解説です。記事の日本語訳と料理の写真はP.2。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
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『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
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