カンパーニアを代表する料理はドルチェのババでした。次のトスカーナの料理もドルチェ。ビジェリのトルタです。
トスカーナの地理。州都はフィレンツェ。シエナやピサなどの街があります。ダ・ヴィンチの絵のような糸杉の丘陵地がこの地方のシンボル的風景。マレンマ平野は重要な地域。
マレンマ。
代表的トスカーナ料理。ワインと牛肉は世界中に知られて多くの人を惹きつけるトスカーナの代表的産物。私もトスカーナとの出会いのきっかけはワインでした。でも、ビステッカと出会って以来、トスカーナに行く目的はビステッカ・アッラ・フィオレンテを食べることに変わりました。赤身肉がこんなにおいしいものだとは知らなかった。
トスカーナの産物。
ダリオ・チェッキ―ニはビステッカ・アッラ・フィオレンティーナの伝道師。もはや宗教がかってる。彼の店には世界中から信者が押しかけます。私も、初めて食べて以来、この料理の虜です。彼の牛肉に対する信念はすごい。
今やビステッカはダリオ・チェッキーノの代名詞。
私にヴィンサントの食べ方を教えてくれたのは、フィレンツェでイタリア語学校に通っていた時、同室だったスイス人たち。学校のカンティーナ巡りに参加した時の出来事でした。お酒にビスケットを浸して食べるという方法は、日本にいては、体験する機会は永遠になかっただろうと思います。
ヴィンサントとカントゥッチ―ニ。
トスカーナの代表として選ばれた料理は、ビステッカではなく、ビシェリのトルタでした。
あまり知られていないドルチェで、私もビシェリの意味を理解するのに苦労しました。でも、フィレンツェの象徴のあのビステッカはトスカーナの肉屋とは切っても切れない料理なので、トスカーナの外で、ましてや家庭で作るのはほぼ不可能。
ビシェリのトルタ。トスカーナのドルチェはリキュールをたっぷり使います。このドルチェも例外ではない。酔っぱらわないようにね。
ビシェリの話は次回。
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記事の内容は以前の(CIR)や販売している書籍から引用しています。
動画は日本語の字幕付きでご覧ください。
この話は(CIR)2023年10月号のリチェッタ《コンテンポラリーな地方料理》の解説です。日本語のリチェッタと写真はP.11。
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