2026年7月1日水曜日

たまにはのんびりしたい日もある。そんな日に南チロルはぴったりかも。

ドイツでその食文化や国民性のおもしろさを知りました。イタリアの隣の国なのに、かなり個性的。そしてイタリアのドイツ、南チロルの存在を知りました。

南チロルの料理。

ひょっとして、違うと言うより、似ているのでは・・・。

似ていると言うより、両者のいとこどりをしたらこうなる・・・。

今日は南チロルの夏の風景でも見て癒されましょうか。
そうだもん。イタリアなんかワールドカップに出てないんだから。
日本が初めてワールドカップに出た年、私はウンブリアにいました。試合を見たウンブリアのおじちゃんは、日本はなかなかよくやったよと言っていましたが、近所の小学生の試合の感想みたいでした。お互い、歳取ったね。

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記事の内容は以前の(CIR)や販売している書籍から引用しています。

動画は日本語の字幕付きでご覧ください。

この話は(CIR)2023年11月号の記事《グルメガイド/アルトアディジェ》の解説です。日本語のリチェッタと写真はP.37。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
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2026年6月30日火曜日

ドイツで感じた女性の強さはカルチャーショックでした。

ドイツでは、いろんなカルチャーショックを経験しました。
 ソーセージの食べ方もその一つですが、初めてドイツに行った時は、知り合った女性がビーガンでした。生まれて初めてビーガンの人と出会いました。当時はまだ珍しい存在でした。一緒に食事に行って注文したオムレツに挽肉が入っていて、彼女は文句を言いながら一粒ずつ別にしだしたのです。それを見て、完璧を求めるドイツ人気質を知って敬意を払いつつ、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、めんどくさ、と思ってしまいました。ごめん。
 その数年後、友人たちとハンブルグに行きました。ハンバーガーという名前の街のハンバーガーを食べてみたいと思ったのがその理由ですが、当時の私のドイツ料理の知識なんて、その程度でした。つまりほとんど何も知らなかったのです。で、レストランに入って、メニューをざっと見て、知ってる料理が一つもないことは分かったのですが、その時、ちらっと眼に入ったのがアイスバインという文字。アイスバインは聞いたことあるけど、聞いたことある以上のことは何も知らないまま、私はさっさとその料理を注文していました。

アイスバイン。ドイツの有名な家庭料理です。豚の骨付きすね肉の煮込み。

常識的に考えれば、女の子が一人で注文するような料理じゃないことは分かりそうなものですが、ドイツでは女性にこの料理は量が多いです、という習慣はないようでした。ウエイターが山盛りのアイスバインの皿を運んできたとき、後ろのテーブルに居た男性客がニヤリと笑いました。これが何かのスイッチを押したのでした。私は、よし食べたろうじゃないの、と奮起してしまったのです。でももちろん、食べても食べても量は減らず、残念ながら完食は不可能でした。
 ハンブルグは街中に運河が張り巡らされた街で、小舟による運河クルーズはこの町の重要な観光資源です。私も小さな船に乗り込みました。船は観光客たちでぎゅうぎゅうで、隣のドイツ人のおばさまと、ベンチのわずかな空間をめぐって、ずっとお尻で押し合っていました。ドイツのおばさま、強いですよー。顔はにこやかに微笑みながら、お尻では、すんごい圧なんです。でも、ここでもまた負けず嫌いが発動。ベンチから落ちるもんかと、クルーズの間中、ずっと目に見えない戦いを繰り広げていました。
運河クルーズ自体は美しいハンブルグの街並みが目の前で見られる素晴らしいものでした。
考えてみれば、この女性の強さがドイツという国の魅力かも。


ハンブルグの人気レストラン。


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2026年6月26日金曜日

ドイツや南チロルに行く前に白ソーセージの食べ方知っとかないと。

南チロル料理の話をしてたら、ドイツで食べたソーセージのおいしさを思い出しました。

白ソーセージの食べ方の動画を見て思い出しました。ドイツのレストランで初めて白ソーセージを食べた時、このスープボールに入って出されたんですが、食べ方なんてこれっぽっちも知らなかったんです。このソーセージをライオンの頭付きのスープボールの中で切るのは、すごく不自然。でも。一度取り出して皮をむいてからソースをつけて食べるなんて、つゆほども知らず、スープボールにナイフを刺しこんじゃいました。超恥ずかしい思い出でです。



パニーノにしても超美味しい。


この食べ物を知ってから、毎日屋台でカレーヴルストを買って食べてました。帰国してからもあの味を求めてドイツ料理専門店に行ったりしてました。ドイツのストリートフードの傑作です。



でも、あの味を、イタリアの南チロルで味わえる。お手頃価格でお腹いっぱいになるストリートフードは、ピッツァに通じる労働者の食べ物。


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クレアパッソのお薦め本。
スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
《new》イタリア料理アカデミーの本、『スーゴとサルサ
《new》ブランカ―トのシチリア料理のミニシリーズ、『ルスティケリーア』『伝統料理』、『パスティッチェリーア』、『魚料理』

【地方料理、シリーズ】
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2026年6月25日木曜日

ビアレストラン、ソーセージのフードトラック、南と北の料理を融合させたミシュランの星付きレストランなど、ボルツァーノには様々な店かあります。

今日はボルツァーノのレストランを紹介します。
まずは唯一のミシュラン1つ星店、イン・ヴィアッジョ・クラウディオ・メリス。北と南が融合した料理を出しています。また、ツリー・ブラッスリ―のような、イタリアでフードシェアリングをテーマにした初めてのレストランもあり、実験的、前衛的なレストランも多い地。ツリー・ブラッスリ―のwebページはこちら



イル・ヴィアッジョのwebページはこちら

クラウディオ・メリス。




アバンギャルドな店もいいけど、やっぱり行ってみたいのはトラットリア・エ・ビレリア・フォッフェン・エ・コーみたいな店。
アルティジャナーレなビリフィーチョだそうですよ。


ヴァルター・エ・ミチズ・ヴルステル・スタンドはイタリアでも最高のフードトラックと言われている店。ホワイトソーセージとか、超美味しそう。
ドイツのソーセージはマジ美味しい。ソーセージの売店はヴルシュテルスタント。


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2026年6月24日水曜日

ボルツァーノのグルメは中央ヨーロッパの空気を強く感じる。冬が美しい南チロル。

今日紹介するのは、まずアンドレアス・アケラーのドルチェの店。世界のトップパティシエ80人に選ばれた唯一のイタリア人で、スイス・チョコラティエーリ協会にも所属している人。イタリアって北の端の山の上から南の海に浮かぶ島まで、優秀なパティシエが国中で桁違いに美味しいドルチェを作っている。


ボルツァーノはクリスマスマーケットでも有名。中央ヨーロッパの雰囲気で満ちてます。

スイスのチョコレート、クリスマスマーケット、そしてビアホール。


南チロルのおもてなしの象徴、トルゲレン。


そしてもう一つ、この地方ならではの、マジョルカ焼きの暖炉、ストゥーベ。
この地方じゃ暖炉もハイテク。寒くて厳しい冬を快適に楽しく過ごす方法を知ってる。


南チロルの冬。美しい。



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2026年6月23日火曜日

ブラッド・ピットとタトゥー、南チロル一番の有名人はアイスマン。

今日のお題はボルツァーノ。

標高約260mで、後ろには海を見下ろす山がそびえ、夏は猛暑で冬は温暖という独特の気候の地。


ボルツァーノのことは、あまりよく知らないかも知れませんが、この地に魅せられた有名人の中にはブラッド・ピットがいます。
彼の出世作、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は、オーストリアの登山家の自伝映画ですが、チベットで過ごした7年間のダライ・ラマとの交流などが描かれています。アルト・アディジェでは登山シーンなどの一部が撮影されました。ヒマラヤのシーンがイタリアのドロミテ・ベッルネーゼで撮影されていたなんて、当時は想像もしませんでした 。


ドロミテ


彼の腕のタトゥーを見ると、この映画が彼にどれほどの影響を与えたかがわかります。
ブラッド・ピットのタトゥーは有名ですが、理解不能なのが、アイスマンのタトゥー。


アイスマンて何でしょう。アルト・アディジェではすごく有名なミイラです。約5300万年前の男性のミイラで、通称エッツィ。



彼がタトゥーをしていたもんだから、最古のタトゥーとして注目されました。何もそんなのを自分の体に彫らなくても・・・。



アイスマンは発見された地元の博物館で展示されています。


南チロルで一番の有名人、アイスマン。博物館はサン・ジェネジオという村にあります。

サン・ジェネジオ。

この地方のゲストハウスは、素敵なおもてなしや食事を体験できます。


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2026年6月22日月曜日

南チロル、ボルツァーノ。美味しいものがたくさんある国境の地。

今回のグルメガイドは、アルプスのボルツァーノbolzanoです。


トレンティーノ・アルト・アディジェ州の、南チロルとも呼ばれる雄大な自然が美しい地方の中心地。
アルプス地方は、南イタリアからやってくるとまるで別世界。ザ・北イタリアです。でも、そこに暮らす人々はイタリア人。この両者の不思議な融合は、その地に浸るとなんとも心地良く、とても温かい南イタリアの人間性が大好きだった私は、南とはかなり違うアルプスの人間関係の深さの虜になりました。特に一人で北イタリアにいると強く感じる孤独感は、南イタリアで一人で旅をしていても一度も感じたことのないものです。それどころか、ちょっと一人にしてと、南イタリアの熱さをうざく感じたりもしたものです。冬のアルプスでは、一人でいると、命に係わることもあるのかもしれません。みんなとにかく優しく心配してくれます。山の上なのに、その温かさは芯まで伝わります。自然の厳しさを知っているから、貧しい人や孤独な人へのさりげない思いやりが、ほんとにじっくり沁みます。

南チロル。


この地方で観光客を惹きつけている、キラキラ輝くクリスマスマーケット。


南チロル料理。


南チロルの料理と産物。




南チロルでは牛も幸せそう。



イタリアのアルプス(山)は、南イタリア(海)の次に訪れたい場所。

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