『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の解説です。
ミラノの中央駅は、ローマに次いでイタリアで2番目に利用者の多い駅。
この駅を紹介する時によく引き合いに出されるのが、近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトが、「世界で一番美しい駅」と評した、という話。
『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事にもある通り、今では世界で一番美しいとは誰も言わなくなったようですが、それでも、ぐっとくる人はぐっとくる。
↓美声!のアナウンス。
かつての美しかった駅に戻ることを目指して2005年から行われていた大改装が、2010年11月に完了。
↓リニューアルオープンしました。
日本ではカッコイイ新幹線が登場してスピードもどんどん速くなっているようですが、イタリアはどうなんでしょうか。
イタリアの高速車両の一つ、ETR600。
最高時速250km。
そしてETR500。
最高時速300km。
ミラノ中央駅がリニューアルされてから約1週間後の12月7日、この日はミラノの守護聖人、聖アンブロージョの祝日でした。
この祝日の晩は、毎年、ミラノの社交界にとっては一大イベント。
スカラ座のオペラシーズンが開幕する日なんです。
ところが、2010年の12月7日は、スカラ座前で学生や移民のデモが行われて、物々しい雰囲気になりました。
デモを伝えるニュース
↓デモの中、スカラ座に入っていくセレブたち。
ミラノの話、次回に続きます。
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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2007年12月号
“グルメ紀行~ミラノ”の解説は、「総合解説」'07&'08年12月号に載っています。
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