今年もよろしくおねがいします。
最初のお題は、マッテオとサルヴァトーレ・アロエ兄弟のグループ・ピッツェリア、ベルベレ。
↓
最初の店をボローニャに開いて数年後には、ロンドンを含む5店舗に成長という怒涛の快進撃。
動画で話しているのはマッテオ。
カラブリア生まれでボローニャ大学卒業。
最初の店もボローニャ県のカステルマッジョーレに開きました。
その後、フィレンツェ、トリノ、ミラノと出店しています。
北イタリアで大成功を収めているナポリ派でないピッツェリア。
彼らはなぜ成功したのか。
彼ら自身は、イタリアの庶民的な国民食に、職人技と極上の品質を取り入れたから、と考えています。
小麦粉や発酵、栄養価、世界的な高級レストランを研究して、導き出した答えです。
天然酵母だけを使い、26℃で24時間発酵させた軽くてスローなピッツァ。
仲間たちと大勢で食べることを意識して、細かくカットを入れて手でつかみやすくしているのも特徴。
紫玉ねぎとサルシッチャのピッツァ
↓
軽くてスローって、最高。
-------------------------------------------------------
シェフ~マッテオ・アロエ(ベルベレ)の記事とリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
「書籍リスト」
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
登録:
コメントの投稿 (Atom)
トルテッリーニは小さければ小さいほどよい。このタイプのパスタの中で、その形は一番愛らしい、とボローニャ人は感じている。
詰め物入りパスタの話が出たところで、今日のお題は、(CIR12月号)の記事“各地のクリスマスの詰め物入りパスタ”です。 まずはエミリア地方のトルテッリーニtortellini。 ボローニャとトルテッリーニ。 ボローニャのパスタの聖地、キッチン付きの生パスタ専門店。 イタリアの代表...

-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
軽い気持ちで手にとった本、『 スーゴとソース 』 ところが、考えれば考えるほど、わからなくなってきました。 スーゴって何?ソースって何? “スーゴ”は、イタリア料理の基本の言葉の一つ。 スーゴ・ディ・カルネsugo di carne、 スーゴ・ディ・ポ...
0 件のコメント:
コメントを投稿