2022年8月11日木曜日

(CIR)10月号発売しました。

(CIR)10月号発売しました。


CIRは『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ぺぺ』というイタリアの人気料理月刊誌の記事をピックアップして日本語に訳したものです。
10月号の表紙は、今月ピックアップされたカルロ・クラッコシェフです。
今月の記事、《クラッコが選ぶ伝統の地方料理》には、クラッコシェフが選ぶイタリア地方料理のリチェッタが、ずらっと登場しています。
そもそも彼は、イタリアの地方料理について造形が深く、昔から研究している人です。
彼の著書には、“CARLO CRACCO A QUALCUNO PIACE CRACCO”という地方料理に特化したものもあります。

彼の本の最大の特徴は、後輩たちに読んでもらうことを意識して書かれている、ということ。イタリア料理界のアニキと呼びたくなるような人です。
彼の地方料理には、グランシェフの元で修業した貴重な経験が詰まっています。さらに彼の感性で再現された地方料理は、素朴でナチュラルなのに、洗練されています。

今月は、《クラッコが選ぶトマトのスパゲッティ》という記事もあります。

10月号のもう一つの特徴は、秋が近づいて山のシーズンが始まったこと。
『サーレ・エ・ぺぺ』の記事、《秋のキャンプメニュー》は、きのこ、ジビエ、ベリー、ホットワインなど、山の幸が豊かな北イタリアの食文化が本領を発揮しだしました。

(CIR)には紙版とPDF版があります。
定期購読は、期間が複雑になったため、次回から2021年1月号~12月号の12冊に統一することにしました。
次号の11月号をお届けする際に、定期購読継続用の振込用紙を同封いたします。
定期購読料割引価格で、紙版は12冊で\9200(税・送料込み)、PDF版は\7700(税込)です。
紙版の(CIR)は1冊\900(税・送料込み)、PDF版は1号\800(税込み)です。
雑誌と合わせてのご利用がお勧めです。雑誌の定期購読開始には少し時間がかかります。
定期購読のご注文は、11月号の発売と同時に受け付けます。
お申込みはこちらからどうぞ。
お問い合わせはこちらから。

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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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よもぎはドイツ語ではベアムート。かっこよくてお餅につける名前じゃないよね。トリノでパティシエが白ワインとよもぎから作りだしたのがベルモット。

今日のお題は、メイド・イン・イタリーの食材です。(CIR2022年1月号P.37の記事) その食材は、ベルモット。ピエモンテ州トリノで誕生したフレーバード・ワインです。 白ワインにスパイスとハーブを加えて香りをつけたもの。 ところで、ベルモットはドイツ語の“ヨモギWermut”が...