2022年8月16日火曜日

ウナギのブロードにカルパッチョ、フリットのマリネと、イタリアのウナギ料理はカルチャーショックの宝庫。

それではナポリのクリスマス料理、ウナギのスカペーチェANGUILLE A SCAPECEです。

材量/
下処理したウナギ・・1㎏
小麦粉、セモリナ粉
オリーブオイル、ビネガー、オレガノ、にんにく、
唐辛子、塩、ピーナッツ油

・ウナギは下処理して同じ長さのぶつ切りにし、水気をふき取る。
・小麦粉をまぶして熱した油で揚げる。シートに取って油を切る。
a.オレガノ、刻んだにんにく、唐辛子、オリーブオイル大さじ1、ビネガー大さじ1、塩を混ぜる。
・皿にウナギを盛り付けてa.をかける。

これがベースのウナギのフリットのスカペーチェ。
リストランテのシェフの料理となると、かなり変わる。
香味野菜のペーストでウナギをマリネし、薄くスライスしてクロスティー二と一緒にサーブする。
ウナギのフリットもマリネも、食べたことない・・・。

カピトーネもアングイッラもウナギのこと。下の動画はイタリアフのウナギの本場、コマッキオのウナギ料理。
コマッキオはポー河デルタ地帯の州立公園の地域。

コマッキオの漁。

代表的なウナギ料理は塩、こしょうしてグリル。付け合わせのポレンタも美味しそう。

リゾットなら少しはなじみがありそうかと思ったけど、ウナギの骨でブロードを取る、という発想にいきなりカルチャーショック。
しかもトッピングにしたウナギのカルパッチョは、イタリア人の美的センスがあふれ出るモザイク風。
シチリアでタコのカルパッチョを始めてみたときは、あまりにも庶民的な店で美しい1品が出てきたのでびっくりしたっけ。


タコのカルパッチョ。ウナギのカルパッチョもおそらく作り方は同じ。



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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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