エトナワインのベースの品種、ネレッロ・マスカレーゼはネプロディの黒豚の煮込みに合う、らしいです。
そもそも、ネプロディてどこ?
もちろんシチリアで、エトナ山の北側を走るシチリア最大の国立公園がある山脈。高い山は標高1500m以上あり、オークやブナの森で覆われています。ということは豚の好物、どんぐりも豊富にあるんでしょうね。
黒豚はここで半野生状態で飼育されています。寒さや暑さに強く、よく歩き回る丈夫な品種です。
エトナの名物はこのネブロディの黒豚とエトナの西側一帯で栽培されているブロンテのピスタチオ。
ネブロディの黒豚の主力製品は生ハム。
知っている北イタリアの生ハムとは、豚の品種も餌も飼育の仕方も違う。
仕上げにパスタの上に角煮状の肉の塊を2個のせるのがノンノから受け継いだこの店のスタイル。硬質リコッタはおろしながらたっぷり散らします。
-==========================================================================
ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
(CIR)2020年1月号、(CIR)2020年2月号、(CIR)2020年3月号、(CIR)2020年4月号、(CIR)2020年5月号、(CIR)2020年6月号、(CIR)2020年7月号、(CIR)2020年8月号、(CIR)2020年9月号
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
[creapasso.comへ戻る]
0 件のコメント:
コメントを投稿