料理の写真を見ると、ソースが入った容器を皿の中央に置いて、料理の主役感をかもしだしています。材料は、イワシのコラトゥーラ、トマトペースト、フィノッキエット、ケッパー、レモンの皮のすりおろしがベースで、とてもイタリア的。イタリア野菜じゃなくても、イタリア風になっちゃいますね。フリットには塩とレモンという常識が、フリットにはコラトゥーラに代わるかも。
アマルフィ海岸のチェターラのコラトゥーラcolaturadi Cetara。
コラトゥーラは野菜やパスタに合うソース、魚醤。
チェターラのコラトゥーラ料理で有名なのはイタリアでも最高のトラトリアの1つと言われているパスクアーレ・トッレンテシェフのアル・コンベント。
アーリオ・オーリオ・コラトゥーラはコラトゥーラ料理の基本中の基本。
動画に出てきたの陶器の碑文は、世界大戦中にナチの犠牲になったユダヤ人についての追悼。ここにもユダヤ人コミュニティーがあったのですね。彼らが生み出したソースなのでしょうか。料理は、ブラッディ・マリー、プッタネスカ、マグロのタタキとバラエティー豊か。
・チェターラのイワシのプッタネスカのリチェッタは、
・フライパンににんにく、オリーブオイル、オリーブ、ミニトマトを入れてソッフリットにする。
・イワシは開いてオイルとコラトゥーラを塗り、マリネする。
・ゆでたパスタとゆで汁少々を加えてマンテカーレし、皿に盛り付けてイワシを添える。
・マグロのタタキはコントルノのハーブを乳化した油とコラトゥーラで調味してスライスしたマグロのタタキに添え。マグロにもコラトゥーラを垂らす。
・コラトゥーラのブラッディ・マリーはサン・マルツァーノ・トマトのパッサータにコラトゥーラ、ウオッカこしょう、バジリコ、氷のカクテル。
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