パスタ・フレスカの基本形態、パスタ・リッシャpasta liscia。
そのアレンジの定番が、色付きパスタ、pasta colorataです。
地方のパスタの中には、色付きが定番、というものもあります。
エミリア地方は緑のパスタ。ほうれん草やエルベッテで緑にします。
(CIR)のリチェッタはP.47。
今月のリチェッタは、新ほうれん草と黒キャベツで緑色の麺にし、タリオリーニに切っています。黒キャベツを使うリチェッタは初めて訳しましたが、ほうれん草以外にも緑色を出せる食材はあるんですね。
ちなみに下の動画では麺はピチです。トスカーナの黒キャベツとトスカーナのパスタの組み合わせ。細くて華奢なタリオリーニとは対照的な、太くて腰がありそうな麺です。
タリオリーニ・ベルデと組み合わせたソースは、アサリとレモンのソースです。
パスタ・フレスカのボンゴレというのも面白いですね。
パスタ・フレスカのタリオリー二のボンゴレがありました。
ちなみに、ボンゴレのポイントは、アサリの質です。ベネチアあたりのリストランテは、どこ産のどんなアサリを使ってるかにこだわります。
次回はトスカーナの珍しいパスタ・フレスカ、ピチです。
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ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
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