2020年5月30日土曜日

日曜のディナーに招待された時の手土産の定番は、パスティッチェリアの盛り合わせのトレー。日曜日のグアンティエーラと呼ぶ美味しい習慣です。

をご紹介していますが、この本を見る度に感じていた疑問が、パスティッチェリアというタイトルだけど、この本はドルチェの本。
なぜわざわざパスティッチェリアと名付けたのか・・・。

パスティッチェリア・シチリアーナ

ちなみに、上の動画でクリスマスのドルチェとして紹介されていたのは、イタリア語ではブッチェッラーティ、日本語、またはJOJO語ではブチャラティという華やかなドルチェ。
シチリアで今、一番食べてみたいドルチェ。
リチェッタは、シリーズのシチリアの伝統料理を集めた本、
ターヴォラ』にあります。

疑問の答えらしきものが、わかったのは、イタリアの人々にとって、パスティッチェリアのドルチェは、日曜日に買うもの、ということを知った時。
日曜の朝のバールのパスティッチェリア売り場↓
あるいは日曜日の夕食に招待された時も、ドルチェの盛り合わせのトレーをおみやげに持っていきます。
お土産の定番なんですね。このお菓子のトレーのこと、別名、グアンティエーラと呼びます。


イタリアのバールもパスティッチェリアもロスティッチェリアも緊急事態の解除で徐々に
日曜日の買い物が戻ってきた。

これを今まで我慢していたのは辛かったに違いない。

日曜日のパスティッチェリア

今日のリチェッタは、一度は招待されてみたい、シチリアの貴族の家系のワインの造り手でホテルも経営するプラネタ家のリチェッタ。

シチリア/クチーナ・ディ・カーザ・プラネタより、

レモンのグラニータ GRANITA AL LIMONE


材料/4人分
レモン・・5個
砂糖のシロップ・・120ml

・砂糖と水を2対1で混ぜて、または水の2割の砂糖でシロップにする。砂糖が溶けて適度な濃度になったら冷ます。
・レモン(風味が強い小型のものがよい)を搾る。水を加えて1Lにし、シロップとレモン1個の皮のすりおろしを加える。
・ジェラティエラがなければ製氷皿かプラスチックかアルミの浅い容器に入れて冷凍庫で冷やす。
・30分毎にフォークで表面を削り、サーブする直前にフォークかホイッパーで撹拌する。
レモンのグラニータ、ジェラティエーラで
ジェラティエーラなし


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シチリア/クチーナ・ディ・カーザ・プラネタ

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シチリア出身のシェフがミラノで出した店は、その名もイカの卵。イカの卵はベネチアのチケッティの珍品中の珍品でした。

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