2024年8月8日木曜日

カステッリのフラスケッティ、路地のフリッジトーレ、ゲットーのフォルニ、ローマのトラットリアはローマ料理のアイデンティティー。

ローマ料理って、なんだか楽しいですね。
(CIR4月号)の記事にあったローマ料理のアイデンティティーを受け継ぐものを、伝える動画を今日は探してみます。
まずはカステッリのフラスケッテ。
フラスケッタとは、このワインの産地のオステリアのことです。


フラスケッタと言えばポルケッタ、本場はアリッチャ。

上の動画は、ポルケッタを食べると見せかけて、ナポリ・ピッツァのカリスマ、フランコ・ペペのカルツォーネやマルゲリータ・ズバリアータたを食べるこだわりの食通の動画
 
 揚げ物もローマ名物。パッカラ、ズッキーニの花、スップリなどが有名。ローマ風フリット・ミストのリチェッタは(CIR4月号P.44)<
さらにユダヤ料理では、フリットは祝日の家庭料理。アーティチョーク、バッカラ、野菜、小魚のフライが特に人気。
ローマの揚げ物屋、フリッジトリア

ローマ風フリット

ゲットーのフォルニ(サワーチェリーのクロスタータのリチェッタは(CIR)P.42。

テスタッチョのクイント・クアルト料理、コーダ・アッラ・ヴァッチナーラのリガトーニのリチェッタは(CIRP.43)。

パヤータのリガトーニ


そして締めはローマのオステリア。
アンナ・デンテシェフの店、オステリア・ディ・サン・チェザリオ。
新世代のローマ料理ではなく、あくまでも本物のローマ料理にこだわる店。

ローマ料理のベース、内臓料理は、最近ではあまり人気がない。でも、今月号の『サーレ・エ・ペペ』には、最先端の内臓料理の記事があります。こんなに美しい内臓料理は初めて見た~、な料理や、ポルケッタの進化系と言えるようなトリッパのサラダのミケッタなど、内臓料理も変わっていることが分かります。今後のローマ料理も楽しみ。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
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カンパーニアで育ち、18歳でローマのハインツ・ベックのラ・ベルゴラで働き始め、26歳で最初のミシュランを獲得し、現在はアマルフィの高級ホテルのレストランのシェフ、クリストフォロ・トラバニは現在注目のシェフ。

今日紹介するのは、(CIR7月号P.26)で紹介している若手シェフ。 クリストフォロ・トラバニシェフです。1988年生まれ。 彼は幼少期と思春期をカンパーニアで育ち、18歳でローマの3つ星レストラン、ハインツ・ベックのラ・ベルゴラで働き始め、その後数々のグラン・シェフの元で働き、...