2024年8月14日水曜日

チキン・カッチャトーラは徹底的に鶏にこだわる。飼育はビオ、半野生状態、餌は無農薬の自社栽培したもののみ、抗生物質は与えない。

今日のお題は(CIR4月号P.26~)のチキン・アッラ・カッチャトーラ。
普通は気になるのはリチェッタですが、この記事は、フード・サプライの記事。
この料理のポイントは、何だと思いますか?

主な材料は、鶏肉、ホールトマト、玉ねぎ。

とてもシンプルな料理で、主役は鶏肉。
シンプルな料理ほど、主役の存在感がポイントに。
この料理の主役は鶏肉、というか鶏もも肉。
つまり、この料理の味は鶏肉次第。
カッチャトーラ作る時にイタリア人はどのくらい鶏肉の品質にこだわるのか、それが分かる記事でした。

養鶏場兼アグリトゥーリズモ。

平飼いの養鶏場。広い・・・。

記事で紹介されている鶏舎は、ミラノ郊外のボッテガ・デッラ・ロッカという100年続く家族経営のオアシスのような養鶏場。webページ
半野生状態の屋根付き鶏舎で柵に囲まれた牧草地付きの60ha以上の地面で飼育して無農薬の餌を与えたもの。サプライチェーンは短く、自社かミラノの市場で購入したものが最適だそうです。すべての鶏が健康で、肉は甘く、締まっていて、風味が強いそう。これだけ鶏肉にこだわったカッチャトーラ、食べてみたい。

ちなみに飼っている鶏は、先月紹介したビアンカ・リヴォルネーゼことホワイト・レッグホーン。

ビアンカ・リヴォルネーゼ

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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カンパーニアで育ち、18歳でローマのハインツ・ベックのラ・ベルゴラで働き始め、26歳で最初のミシュランを獲得し、現在はアマルフィの高級ホテルのレストランのシェフ、クリストフォロ・トラバニは現在注目のシェフ。

今日紹介するのは、(CIR7月号P.26)で紹介している若手シェフ。 クリストフォロ・トラバニシェフです。1988年生まれ。 彼は幼少期と思春期をカンパーニアで育ち、18歳でローマの3つ星レストラン、ハインツ・ベックのラ・ベルゴラで働き始め、その後数々のグラン・シェフの元で働き、...