2023年10月7日土曜日

さよならバカンスなんて、まだ言いたくない。

(CIR)は8月号を発送したので、今日から8月号のリチェッタのヴィジュアル解説に入ろうと思ったのですが、(CIR)のリチェッタは、思い切りバカンスを引きずってました。何しろテーマが、“バカンス地のスペチャリタをアレンジ”、なんですから。
youtubeにも、バカンスの楽しかった思い出の投稿が溢れています。
その中で、ちょっと気になったのが、アルバニアでバカンスというイタリア人の今年の傾向。
イタリアから近くて海がきれいな場所ですが、2023年は、やたらその安さが注目されています。
こちらはイタリア人にも人気のイタリアのバカンス地。世界中からやってくる観光客と人気の目的地はほぼ同じ。


今年のバカンスは、イタリアを訪れる観光客の数は大幅に回復しているようですが、イタリア人にとってはインフレ対策のほうが問題のよう。航空チケットも船などの交通費も、ビーチの経費も大幅に値上がりしてます。車で旅をするとなるとかなりの値上がりになります。
イタリア国内で一番お手頃なバカンス地に選ばれたのは、バジリカータのマラテアでした。


ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはこちらからどうぞ。
=====================================
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
[creapasso.comへ戻る]
===================================


0 件のコメント:

パスタ・フレスカにはアルデンテの概念はない、と言い切るベネチア人。ベネチアのパスタはパスタ・フレスカ。でも、世界中の人は乾麺のパスタを求めるので、独自の道に進化させはじめた。

ベネチアの象徴、“ハリーズ・バー”では、パスタ・フレスカを出しています。 自伝的本、『ハリーズ・バー』には、パスタ・フレスカにはアルデンテという概念はない、というアッリーゴ・チプリアーニの話が綴られています。 ちなみに、アッリーゴは創業者ジュゼッペの息子です。創業者の名前はハリー...