からです。リゾットの作り方は、イタリア人が何年もかけてその経験を重ねて出したもの。かなり細かく各過程が確立されています。
上で紹介した本、『クチーナ・レジョナーレ・イタリアーナ』によると、リゾットは熱が均一にあたる底が厚くて口の広いフライパンか浅い鍋で作ります。米や水は弱火で沸騰させておきます。
■リゾット造りの最初の過程は米を溶かしたバターでトスターレtostareします。米の周りに幕を作り、でんぷんが拡散しないようにします。かき混ぜながら炒めて均一にトスターレします。
きのうの本『リーソ』では、米粒の中の空洞を満たしている気体を取り除いて脂肪や煮汁が入り込みやすくします。この方法はに肉を調理する時のサルダトゥーラsaldaturaと同じ調理方法です。気体を取り除いてから煮汁や脂を加えると、米粒の中にアロマが入り込みやすくなります。
■次はレードル1杯ずつの液体を加えて均一に煮上がるようにかき混ぜながら煮ます。煮る時間は早すぎてもゆっくりすぎてもいけません。常に沸騰するようにします。
煮汁は米が没する程度ではなく、少しずつ、表面を覆って均一に火が通る程度にかけます。ブロードを全部吸ったら煮すぎていないか様子をみます。リゾットは表面がクリーミーでリッチで濃い粥状にします。水気が多すぎても乾きすぎてもいけません。
その状態はアッラ・オンダall'ondaと呼びます。
アッラ・オンダでないとこうなる。
この話は、(CIR2023年8月号)の料理、“米とムール貝のスップリ、サフラン風味のマヨネーズ添え”の解説です。料理の日本語のリチェッタと写真はP.4。
===================================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
================================
週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
【地方料理、シリーズ】
===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)、(CIR2021年12月号)、(CIR2022年1月.号)、(CIR2022年2月号)、(CIR2022年3月号)、(CIR2022年4月号)、(CIR2022年5月号)、(CIR2022年6月号)、(CIR2022年7月号)、(CIR2022年8月号)、(CIR2022年9月号)、(CIR2022年10月号)、(CIR2022年11月号)、(CIR2022年12月号)、(CIR2023年1月号)、(CIR2023年2月号)、(CIR2023年3月号)、(CIR2023年4月号)、(CIR2023年6月号)、(CIR2023年7月号)、(CIR2023年8月号)
(hpはシステムのトラブルで長期間更新していませんでしたが、サーバーが終了するようなので、今月で閉鎖しました。ブログは残ります。)最新情報はすべてブログでお知らせします。
===================================

0 件のコメント:
コメントを投稿