2023年8月28日月曜日

モンテプルチャーノのロゼ、チェラスオロは、毎日飲めるし、どんな料理にも合う農家向きで地中海の反射があるワイン。

今日のお題は、今月のワイン。
(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年6月号のワインは、
チェラスオロ・ダブルッツォ。

アブルッツォのワインです。アブルッツォの主要なワイン、モンテプルチャーノのロゼです。
“正統な色に優雅な地中海の反射があるワイン”、だそうです。
チェラスオロとは、アブルッツォの方言でチェリーという意味。
その色を言い表しています。

チェラスオロ・ダブルッツォ。

上の動画で葉がつく前のぶどうの樹が映っていましたが、これに葉が生い茂るとソーラーパネルのような役割を果たすそうです。この葉っぱが太陽光を吸って、ぶどうが熟します。
ぶどうはモストを絞って絞り粕を取り除き、発酵させ、さらに1年精錬させます。

チェラスオロの特徴は、もちろんその色。モンテプルチャーノはボティーの強い赤ワインになるぶどう。強い赤色をしています。ロゼはモストに絞り粕を浸漬させずに、または数時間だけ浸漬させて造ります。つまりモンテプルチャーノも皮を短時間だけ浸漬させるとロゼになります。
モンテプルチャーノは数年の熟成が可能なワインです。
チェラスオロも数年の熟成が可能の多才なワイン。
イタリアのロゼワインの中でも特殊です。
毎日飲めるし、どんな料理とも組み合わせる農家向きのワインです。
味はセッコでソフト。香りは調和が取れていてアーモンドの後味。アルコール度は11.5%以下。熟成は2~3年以内。地元のチーズや、ペスカーラPescaraやヴァストVastoの魚のブロデット、ブリーモ・ピアット全般によく合います。

アブルッツォのチーズ
ペコリーノ・ディ・ファリンドラ。

モンテプルチャーノの州のワイン、モンテプルチャーノ・ダブルッツォ。

普通、アブルッッォのワインの話をする時は、モンテプルチャーノで終わってしまって、チェラスオロまではいかないのですが、今回は、チェラスオロに合わせる料理の話に進みます。

最後に軽く業務連絡。(CIR)はただ今7月号を作成中です。近々発売予定。もう少しお待ちください。
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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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