今日は5月号のリチェッタを訳している時に気になったワードの話。
それは、P.6の“野菜のコトレッタ”とP.5の“パッケリ・フリッティ”に登場した食材です。
コトレッタとフリットに使われるものです。
それは“パン粉”です。
パン粉はイタリア語ではpangrattatoですが、少し前あたりから、よく見かけるようになったのが、pankoです。
パン粉です。P.5のリチェッタに、もう少し詳しく説明がありました。
pangrattatoはイタリアで一般的なパン粉。
パンをミキサーにかけたものです。
pankoもパンをミキサーにかけたものですが、日本製のパン粉として大分広まりました。
食パンをミキサーにかけて作ると思ってる人が多いけれど、今ではこれが“本物のパン粉”と言われるようになりました。
その違いについて、リチェッタでは、「日本製のパン粉は揚げると空気を含んで膨らみ、油を押し出すので乾いて軽いフリットになる」と、説明しています。
pankoのコトレッタ。
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