2023年8月10日木曜日

ジェノバだけじゃないフォカッチャ。

フガッサもじっくり見てみると面白いですね。
ストリートフード・アッラ・イタリアーナ

によると、リグーリアには、ヴォルトリからレッコまでのたった40㎞の間に、3種類の違うフォカッチャが存在しているのは有名な話。
ヴォルトリのフォカッチャはプリアノ兄弟のパン屋の名物。とうもろこしの粉を散らした小さなパーラーに生地をのせて240℃で15分ほど焼く、かりっとしたフォカッチャ。

レッコのフォカッチャは、EUが認めたIGP製品。軟質小麦粉のイーストがいらない生地。

ジェノバのフォカッチャ。

フォカッチャ・プリエーゼ、バレーゼ。じゃがいも入り生地。


ナポリのピッツァ。

ナポリのトマト。


ピッツァ・ナポレターナにはナポリのトマトが欠かせないように、ジェノバのフォカッチャにはリグーリアのオリーブオイルが欠かせない。




=====================================
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
[creapasso.comへ戻る]
===================================

0 件のコメント:

ブローヴォローネ・デル・モナコ、産地のモンティ・ラッテリは、ローマ人との戦いに敗れて追放された人々が住む荒れた未開地でした。

今日のお題はブローヴォローネ・デル・モナコ。 名物ナポリ料理のベースになっている名物チーズ。 工場で大量生産する現代のプロヴォローネ。 この工場では、一日に600トンの牛乳を加工しているそうです。 アルティジャナーレなプロヴォローネ・デル・モナコ。 牛乳のチ―ズです。 ソレント半...