(CIR)はクレアパッソで発売しているイタリア料理の月刊誌、『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』誌のリチェッタとイタリア食文化の記事を日本語に訳した小冊子です。
歴史のある格式高い本格派『クチーナ・イタリアーナ』と、現代的で楽しく気軽だけど、とても野心的な『サーレ・エ・ペペ』と、個性的な2誌。雑誌と合わせての購読をお勧めいたします。
(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)は『旧総合解説』。もう何年も続いていますが、さすがにシステムが古くなって昔のものは扱えなくなったので、この機会に名前を(CIR)に変えて、昔のものは思い切って販売を終了しました。
(CIR)6月号のテーマは、陽気さと遊び心。これってイタリア人のこと?
と思うような美しくて楽しい料理が登場して、夏の到来を告げています。
月刊料理雑誌は1年通して読むと、四季によって違うイタリアの1年の食文化が、イタリア人の視点で詳しく紹介されていて、複雑でバラエティー豊かなイタリア料理がだんだんはっきりと見えてきます。
今月のイタリアは、バカンス直前のウキウキした気分の季節です。
個人的には、バカンスの時期に仕事で行ったリミニで、外国人観光客向きの高級リゾートとはまったく違う、すごく庶民的で、めちゃくちゃ人が多い夜のビーチを見て、ちょっとショックでした。
庶民と観光客は違う場所でバカンスを過ごすんですね。あたりまえだけど。
リミニ。
そもそも悲しいかな日本にはバカンスの概念がないから、バカンスってどういうものか分からない。リミニでは、夜になると、町中のすごい数の老若男女がストリートに出て、ただひたすらウインドーショッピングをしているのでした。
一方、国際的な観光地と言えば、たとえばカプリ島。
こちらは世界中のおのぼりさんがやってきて、小さな島が観光客でぎゅうぎゅう詰めになります。
お金を使う気取ったところばかりで、価値観がちょっと変わる。
それでは、夏休みを満喫してください。
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ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
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スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
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