2021年2月6日土曜日

イギリスからの客には故郷を思い出すルバーブを庭園で育ててデザートに。大使館のシェフは、故郷の懐かしい味でのおもてなしも得意。

イタリアのイギリス大使館のVIPのためのディナーメニュー、最後はデザートです。
リチェッタは今月の「総合解説」P.31です。
ゲストは初めてイタリアを訪れたイギリスのキャメロン首相。
デザートはルバーブのコンポートを添えたピスタチオ風味のムラング。
実は、ルバーブというのはとてもイギリス的な食材なんだそうです。

ルバーブのコンポート

イタリアというのはイギリス人から見ると遠い国で、初めてイタリアを訪れたキャメロン首相がルバーブ料理と出会ったら、驚くに違いない、と期待して作ったそうですよ。
イタリア料理ではルバーブはマイナーな食材で、料理に使ったルバーブは公邸の庭で育てていたそうです。
温かい歓迎の意味が込められていたんですね。
イタリアではあまり出回っていないので、食べたい人は育てるしかない。


キャメロン首相の土曜の朝。子供のサッカーを応援して、料理長とサラダを作り、地元の肉屋でソーセージを買う、情熱的で知的魅力的な人物。
人気高そう。

ルバーブを使ったドルチェ以外のイタリア料理のリチェッタの動画を探してみましたが、唯一見つかったのが、鹿ヒレ肉のステーキのルバーブのコンフィとポレンタ・タラーニャ、ルバーブとラズベリーのジャム添え。

山の料理だけど、ルバーブが入るとちょとおしゃれなでインターナショナルな雰囲気に・・・。



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総合解説
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