2021年2月2日火曜日

ナポリのフリアリエッリとフリッジテッリ

今月の「総合解説」のリチェッタに戻ります。
一番最初の料理は、“帆立、アボカド、フリッジテッリの前菜”でした。
リチェッタはP.2。
フリッジテッリfriggitelliは「総合解説」の説明にもあるように、別名フリアリエッリfriarelliと呼もばれるカンパーニアのピーマン。
カンパーニアの伝統野菜です。
ピーマンというか、外見はししとうそっくり。
つまり辛くない唐辛子。
下の動画はわざわざトウガラシを加えて炒めています。
フリッジテッリのソテー↓

混乱の原因なのが、この野菜がフリアリエッリとも呼ばれ、これは隣のプーリアではチーメ・ディ・ラパcime di rapaと呼ばれるブロッコリーの一種なこと。
フリアリエッリの下処理。↓
食べる部分はかなり少ない。

塩をして蓋をし、必要なら水少々を加えながらとろ火で10分蒸し炒めにします。

ナポリの野菜のリチェッタならお勧めの本は、

ナポリ野菜の王様はもちろんトマトですが、この本は、トマトソースのリチェッタを、夏用の生トマトと、冬用の保存用に加工したトマトに分けて紹介している。
フリアリエッリの写真は1ページ丸ごと使ってどーんと載せています。
ナポリの人にとって、この野菜がどういう存在なのかがひと目で分かります。
フリアリエッリのナポリ料理の定番、フリアリエッリのフリッタータFrittata di friarielli



『クチーナ・ディ・ナポリ』のリチェッタは、
材料/4人分
フリアリエッリ・・1束
卵・・4個
おろしたパルミジャーノ・・大さじ2
おろしたペコリーノ・・大さじ1
にんにく・・1かけ
EVオリーブオイル・・大さじ2
唐辛子(好みで)、塩
揚げ油

・フリアリエッリを下処理して洗い、油、にんにく、唐辛子でさっと炒める。
・フライパンから取り出して刻む。
・卵を溶いてチーズ、フリアリエッリ、塩少々を加える。
・フライパンに油を熱し、卵液を流し入れて両面を焼き、フリッタータにする。

フリアリエッリのフリッタータのページには、じゃがいも、リコッタ、パンのフリッタータも載っています。
そして説明文は、ナポリでは何も無駄にしない、あるものや残り物で立派な食事を作る。どんなに少しでも・・・、とすんごく得意げ。

パンのフリッタータ↓



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クチーナ・ディ・ナポリ
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プーリアやカラブリアなど南伊各地の食文化も取り込んでいるシチリア料理。

なんとなく地味な気がして紹介していなかった本、 『 ピアッティ・ディメンティカーティ 』。 ちょっと読んでみたら、イタリアのじいちゃんばあちゃんたちの自慢の料理が、イタリアも日本も、親戚はおんなじだなあ、とほっこりするエピソードと共に語られていいて、なかなかいい本ではないですか。...