2021年2月4日木曜日

スフレの後にチャールズ皇太子夫妻に出ししたカッペッレッティはイタリアの伝統料理の素朴さを失わないエレガントな1品。

今月の「総合解説」から、今日の記事は“シェフは外交官”です。P.28
駐伊のイギリス大使公邸のシェフの話です。
まず、イタリアのイギリス大使の公邸、つまりイギリス大使館はローマにあり、ヴォルコンスカヤ邸と呼ばれているそうです。

このお屋敷は、遺跡に囲まれた元ロシア王女が所有した広大な土地に建っています。

大使館で大使主催で行われたスコティッシュ・ナイト↓


ちなみに、現在のイタリア大使は最初の女性大使ジル・モリスさん↓
ファッション・ウイークの広報官もやります。

大使館の仕事はイベントやレセプション、パーティーなどが、年間320件。シェフはロンバルデイア出身のダリオ・ピッツェッティシェフ。
元アメリカ大使公邸のスーシェフで、
ホテル学校卒業後、レストランで働いていた時に、電話でアメリカ大使館の求人に応募したのだそうです。

彼がVIPのために作るニューを見てみると、イタリアとイギリスを始めとする各国の食文化を活かした、シンプルで洗練された料理ばかり。
しかも、着席のディナーは45分以内と、時間制限もきっちりあります。

カミラとチャールズ夫妻が前回イタリアを訪れたときに作ったのは羊のリコッタとペコリーノのスプーマ、ソラマメ、グアンチャーレのカッペッレッティ。

まずはチェダースフレ。スフレはディナーが予定通り進むことが要求されるので、インパクトがあってもリスクが高い1品。遅刻者が出ないことがポイント。
でも、ふんわり膨らんだスフレが、イギリスが世界に誇るチーズの香ばしい香りをさせていきなり出てきたら、皇太子夫妻もテンション上がったことでしょう。

チェダーチーズ↓
たまにはチェダーチーズが食べたいなあ、と思う動画でした。

チェダーチーズのレシピ5品↓

一方、カッペッレッティは家庭の温かさを感じる田舎風の素朴なご馳走パスタ。


シェフは詰め物にホイップクリームを加えることで
“ペコリーノのスプーマ”と呼べる軽い詰め物にして、
伝統料理にエレガントさを加えました。
リチェッタはP.29
おばあちゃんの料理でも十分エレガントなカミラとチャールズのカッペッレッティになりました。
次はアメリカのVIPに出した肉料理です。

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総合解説
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0 件のコメント:

プーリアやカラブリアなど南伊各地の食文化も取り込んでいるシチリア料理。

なんとなく地味な気がして紹介していなかった本、 『 ピアッティ・ディメンティカーティ 』。 ちょっと読んでみたら、イタリアのじいちゃんばあちゃんたちの自慢の料理が、イタリアも日本も、親戚はおんなじだなあ、とほっこりするエピソードと共に語られていいて、なかなかいい本ではないですか。...