2022年10月26日水曜日

家禽の内臓が主役の宴会料理、フリット・ミスト。

今日のお題は“フリット・ミスト・アッラ・モンフェッリーナ”fritto misto alla monferrina。
フリット・ミストはイタリア料理の代表的な1品ですが、一人で食べる料理ではなく、宴会料理なので、どこかのお祭りにでも潜り込まないと無理と、イタリアで食べることはほぼあきらめている幻の料理。ピエモンテの料理で、北イタリアで一番ボリューミーで陽気なフリットだそうですよ。
ピエモンテのホテル・レストランのデリバリー用フリット・ミスト↓


ピエモンテ風フリット・ミストの材料。

内臓が多いので農民料理がルーツということを思い出させます。というか家禽を捌いた時に作る料理で、内臓が主役の内臓を無駄にしないために作る料理。家禽を捌いた時に傷みやすい内臓はすぐに調理する必要があったのです。
ピエモンテのフリット・ミストは9種類の肉と野菜、5種類のドルチェ、2種類の付け合わせからなります。シーフードが入らないのが特徴。さらに暑い季節には、どこを探してもお目にかかれない。上質の肉も入りますが、どちらかと言うと、主役は肉だそうです。ただし、材料の基本は造る人次第。

リチェッタは、今月の(CIR)P.34にあります。

フリットの信者会のレストランが造るフリット・ミスト↓

甘いフリットの一つ、セモリーノは、ピエモンテ風フリット・ミストのドルチェの一つ。


バニェット・ベルデもピエモンテ風フリット・ミストに欠かせないグリーンソース↓



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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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