ブーツの形のイタリアのヒールの部分の半島。中心地は南イタリアのフィレンツェと呼ばれる美しい都、レッチェ。
(CIR)の記事(P.41)にもあるように、人によってサレントのイメージは様々ですが、私には食べ物がとびきり美味しくて人がいいというイメージ。
特にこの地方はストリートフードが絶品なのですが、『サーレ・エ・ぺぺ』の記事によると、ストリートフードはグローバリゼーションに抵抗している伝統の食文化、と北イタリアの人には映るようです。
レッチェのストリートフード
レッチェ↓
でも、プーリアのストリートフードは確かに伝統文化。ガイドブックでちらっと見た名物の知識をたよりにプーリアを食べ歩きして、適当に入った店で適当に買った惣菜が、どれもこれもとびきりおいしくて、すっかりプーリア料理のとりこになりました。
記事によると、サレントのストリートフードのベースは農民料理ではなく、貴族のお抱え料理人、モンズ―が作る貴族の料理。
まさに、フランスの貴族料理と地中海の味という無敵のコラボだそうです。
それがよく分かる料理がルスティコ・レッチェーゼrustico leccese↓
ヴォロヴァンのストリートフード版。3段のパイ生地でトマト、モッツァレラ、ベシャメルがベースのソースを挟んだミニパイです。
レッチェのストリートフードはナポリとの共通点がたくさんある。そのルーツはパン、フォカッチャ、ピッツァ、スキアッチャータ。
パンツェロッティ・プリエージ↓
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