2024年2月3日土曜日

ドッピオ・インピエゴはラグーを作りながらパスターソースもできる料理。ラグー、ブラチョーレ、ミートボールなどは、トマトソースで煮ると自然と美味しいパスタソースになります。

ラグー・ナポレターノに代表されるドッピオ・インピエーゴの話です。
今日の料理は、“豚肉とアンチョビのインボルティーニときのこのソース”Involtini di maiale e acciughe con sugo ai funghi“(日本語リチェッタはCIR11月号P.26)。
ちなみにこのリチェッタは、キノコのスーゴをサボイキャベツのマルタリアーティにかけています。サボイキャベツと言えば、ミラノの名物料理、ロールキャベツこと“インボルティーニ・ディ・ベルザ”の食材。キノコのインボルティーニのスーゴをかけるパスタ、マルタリアーティは軟質小麦粉とセモリナ粉で打つパスタ・リッシャ。さらにカラブリア名物のスモークパプリカを加えています。北と南の食文化を巧みに融合させた1品です。

北イタリアのインボルティーニは薄切り肉の料理ですが、南イタリアではブラチョーレBracioleとかブラチョリーネBraciolineと言います。
肉は北(ミラノ)では子牛肉、南では豚肉が中心。

豚肉のインヴォルティー二。

骨付き豚肉の切り身を指すことも。


ナポリでは、ラグーに入れます。

プーリアのオレッキエッテ・アル・スーゴ・ディ・ブラチョーレOrecchiette al sugo di braciole alla pugliese

ブラチョーレは南イタリアのドッピオ・インピエゴ料理の1つ。


牛肉のブラチョーレ。

ブラチョーレだけじゃなく、ミートボールもドッピオ・インピエゴの料理になります。リチェッタは(CIR11月号P.29)の生ハム入りミートボールも美味しそう。


=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~10月号です。
定期購読は2021年からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもどうぞ。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはこちらからどうぞ。
(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。

[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
=====================================

0 件のコメント:

ブッラータはプーリア以外の地方の定番料理にもよく合います。コクとフレッシュさが同時にあるこのチーズは、成功するマーケティングを研究した魔法使いが生み出したようなチーズ。

今月の(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)の食材の記事は、“ブッラータとモッツァレラ”。 リチェッタも数品紹介されています。 1品目はブッラータのジェラート。 純白のジェラートで、見た目はとても美しいのですが、残念ながらブッラータのジェラートの動画は見つからなかったの...