今日のお題は、(CIR11月号)で一番突っ込みどころ満載だった1品、ティラミス味のトリュフです。
トリュフはイタリア語ではタルトゥーフォtartufo。
多分形がトリュフみたいだからこう呼ぶんですよね。イタリアは有名なトリュフの産地。トリュフに関してはかなりプライド持ってます。
このチョコも、イタリア語で言うならトリュフじゃなくてタルトゥーフィ。ちなみに1個じゃなくてたくさんあるから複数形のタルトゥーフィ、1個ならタルトゥーフォ。
なのでこのドルチェの名前は、正確にはティラミス味のタルトゥーフィです。
基本のトリュフの造り方。
下の動画はサボイアルディとマスカルポーネで作るトリュフ。出来上がって気が付きました。チョコレートは?ココアは入ってますが、いわゆるチョコレートはない。これは(CIR)のリチェッタ(P.10)とほぼ同じです。イタリアではココアとチョコは同義語。チーズの風味がないクリームチーズ、マスカルポーネやリコッタがあれば、こんなことも可能です。
イタリアでタルトゥーフィと言えば、ココア入りマスカルポーネを丸めたこのタイプが主流。これ、バレンタインデーにチョコと言ってあげていいの?
下の動画はココアは表面を覆うだけのリチェッタ。しかもココアじゃなくてコーヒー入り。
なんと(CIR11月号)のリチェッタは、イタリアの正統派タルトゥーフィなのでした。
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