2024年2月24日土曜日

アングロサクソン系秋~冬のフルーツのドルチェは、徐々にイタリアの家庭料理にも取り込まれています。コブラーもその一つ。

今日の料理も柿のドルチェ。
柿のコブラ―です。
コプラ―cobblerというのはアメリカやイギリスの伝統の家庭の焼き菓子。
下の動画はフルーツの焼き菓子の歴史について。
これによると、コブラ―はパイの一種。
カラメッラ―トしたフルーツがベースで、熱々や温かい状態で、ジェラートやホイップクリームを添えて食べます。フルーツは、洋梨、プラム、桃、柿、ベリーなどが定番。

下の動画は、バックル、コブラ―、クリスプについての解説。
聞いたことないお菓子ばっかり。
基本はフルーツを生地で覆ってオーブンで焼くものですね。

下の動画はアメリカの高校の先生が作るコブラ―。缶詰のパイのフィリングやトッピング用の桃を使うのがいかにもアメリカ的。

代表的コブラ―は、桃のコブラ―、ピーチコブラ―。


下の動画は柿のコブラー。

もちろん代表はアップルパイ。でも、同じフィリングで、プディングやストルーデルなど、空きや冬のドルチェはたくさんあります。
ちなみに柿は英語でもカキkaki。
コブラーはアングロサクソン系料理として知られていますが、イタリア料理にも、ぼちぼち取り入れられています。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリアの月刊料理雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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