2024年2月14日水曜日

ビステッカは厚さが最低3㎝のフィレット。

今日のお題はフィレットです。

料理は“牛のフィレットのステーキ、ヴィーノ・ノービレのソース”(リチェッタはCIR11月号P.42)。

フィレットは牛肉の一番上等な部位。とても柔らかく、きめが均一で細かい部位です。一般的に先端la testa、中央il cuore、末尾la codaの3つに分けて売られています。
・先端は結合組織が多いため、一番脂がある部位。調理の前に肉を覆っている薄い膜を取り除きます。丸ごとでローストや詰め物入りロースト、スライスしてビステッカ、刻んでカルパッチョやタルタルに。
・中央は整った形の締まった肉。丸ごとでパイ包みロースト、スライスしてトゥルヌド、厚さ3㎝にスライスしてビステッカなどにします。
・末尾は徐々に細くなる形。太い部分はスライスして小さなトゥルヌド、別名フィレ・ミニヨンにも、または角切りにしてスピエディーニに。残りは刻んでタルタル、ラグー、上品なポルペッテ―ネに。

ビステッカ/ステーキbistecca には厚さが最低3㎝は必要。

イタリア語でレアはal sangue/アルサングエ、ミディアムはmedia/メディア、ウェルダンはben cottaベン・コッタ。

トゥルヌド・ロッシーニ。

子牛肉ときのこのスペツァティーノ。

赤ワインのソース。

口がすっかりビステッカになってます。
締めにビステッカ・アッラ・フィオレンティーナでも。


=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリアの月刊料理雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~11月号です。
定期購読は2021年からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもどうぞ。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはこちらからどうぞ。
(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。

[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
=====================================

0 件のコメント:

パレルモのスファンチョーネは、ナポリのピッツァに匹敵する存在。その語源はラテン語とギリシャ語のスポンジという言葉のミックス。

今日はイタリアのストリートフードの聖地、シチリアのシンボル的名物ストリートフード、 スフィンチョ―ネsfincioneの話。 スフィンチョ―ネ スフィンチョ―ネ・バレルミタノの日本語のリチェッタは、(CIR7月号P.25) パレルモのスフィンチョ―ネの屋台。 スフィンチョ―ネの移...