今月のワインは“カルソCarso”です。
イタリアとスロベニアの国境地帯、トリエステのワイン。ぶどうは、マルヴァジア・イスタリカ種。イスタリカは、クロアチア、スロベニア、イタリア領のイストリア半島にちなんだ名前。
下の動画のタイトルはマルバジア・イスタリカ。何語かも分からないけど、多分クロアチアのワインを紹介する動画。
マルバジーアと言えば、シチリアワインのイメージ。イタリアには19種類のマルバジーアがあるそうです。マルバジーアは歴史の古いぶどうで、ギリシャから各地に輸出されていました。カルソ地方でも、ベネチアという巨大な港から、マルバジーアは広まっていきました。クロアチアはギリシャワインがたどり着いた一大産地。
イタリアワインの話でクロアチアワインの話をする日が来るとは・・・。
クロアチアのべストワイナリー。
この地方とイタリアの接点はフリウリ、そしてトリエステ。
フリウリ料理のもっとも重要な1品は、フリーコ。玉ねぎとじゃがいものトルティーノ。
フリーコFrico(リチェッタはCIR10月号P.40)。玉ねぎやチーズたっぷり入るけど、肉は1㎜も入らない典型的な農民料理。ポレンタを載せるとピアット・ウニコになります。
フリーコ。
モンタジオ。
お勧めのカルソワインはスカルクのテッラーノ。
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