パニーノは、サンドイッチとはその具が違い、その中心となるのはサルーミ(生ハムやサラミ)。ヨーロッパのサルーミの50%がイタリア製、という事実は、パニーニがイタリアのプライドが詰まった食べ物であることの証明。
今月の(CIR)の記事のパニーノの話、記事(P.22)で紹介している パニフィーチョの動画を探してみました。
まずはパン。Panificio Grazioliという1973年に開業したパン屋のものです。上質の素材のみを使うパン屋で、大小各種のパンやライ麦パンを焼いています。本拠地のLegnanoには2店舗あり、最近ミラノにも出店しました。
パニフィーチョ・グラツィオーリ。かなりのこだわりのパンのようです。
この店のマニトバタイプの軟質小麦粉と天然酵母の生地のパンを使っています。
そして次はモルタデッラ。ボローニャが誇るサルーミ。
今回はメックというサルミフィーチョのものを選んでいます。
サルミフィーチョ・メック・パルミエーリのモルタデッラ。
ボローニャのモルタデッラはイタリアのサルーミの象徴の一つ。ボローニャ市民の暮しと深く結びついています。
あまり深く考えたことなかったけど、当然ながらこだわりのモルタデッラが各種作られている。
広く普及している食材は、特にこだわりが強くなり、作り手も、負けないくらいこだわりが強い製品が好まれるよう。
さらに誰も知らないような食材の発掘にも熱心。
スコルゾ・ネラタイプのリコッタは、アブルッツォの国立公園の麓で放牧されている牛、羊、山羊のミルクのチーズに白カビを発生させたものだそうです。
ビオアグリトゥーリズモ・ヴァッレ・スカンネーゼ。
このチーズにたどり着くのは相当根性のある人。
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