2021年5月25日火曜日

チンクエテッレだけじゃないリグーリア

リグーリアの名産物、モンテロッソのアンチョビの次は、サンレモンの赤エビです。
gambero rosso di Sanremo   。ヨットで漁に出るなんて、ゴージャス。


次は、ポネンテの内陸地方の宝石と呼ばれる街、ヴァッレボーナVallebona。


次は紫色のアーティチョークが名物の街、ペリナルドPerinaldo。
何故か紫色のアーティチョークはグルメご用達の貴重な食材として扱われています。

ペリナルド↓


カンパーニアの紫アーティチョーク。


グリバルドの地方料理シリーズの『リグーリア』

から、リグーリアのアーティチョーク料理を探してみたら、アーティチョークの地獄風Carciofi all'infernoという、インパクト強めの名前の料理がありました。
リグーリア・ポネンテ地方の料理で、アルベンガの紫アーティチョークの料理だそうです。
動画を探してみると、パープル・アーティチョークはアメリカで大ブームになっているようで、大きな農場で大量生産しているようで、かなり出回っているようです。

この動画、リグーリアの紫アーティチョークがどんなものか、少しは分かるでしょうか。


アーティチョークの下ごしらえは筍を連想させるなあ。
物騒な名前の由来は、一節には、加熱するときに上下の火力が必要だから、だそうです。

本のリチェッタを訳してみます。
材料/6人分
 アーティチョーク・・12個
 にんにく・・2かけ
 イタリアンパセリ・・1房
 オレガノ
 白ワイン・・500ml
 EVオリーブオイル、塩

・にんにく、イタリアンパセリオレガノ少々をみじん切りにする。
・アーティチョークは外側の硬い葉を取り除いて開き、繊維も取り除く。
・中にみじん切りにしたハーブを詰めて閉じ、軸を切り取る。
・軸は皮を取って輪切りにする。
・オーブン皿にアーティチョークを入れて軸を加え、ワインをかける。油2カップ、を加えてアルミ箔で覆い、200℃のオーブンで40分焼く。
・アルミ箔を取って必要ならレードル1杯の水と塩を加え、さらに10分焼く。

パート2はこちら
リグーリア料理のおすすめ本、

リグーリアの発酵生地




------------------------------------------------------
[creapasso.comへ戻る]

リグーリアの発酵生地

お問い合わせ
=====================================

0 件のコメント:

ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。

今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...