2021年5月17日月曜日

夏休みの最中の祝日、フェッラゴスト。

今日のお題はフェッラゴスト。
まず、フェッラゴストというのはイタリアの祝日で8月15日のこと。
8月の話題にはちょっと早いけど、「総合解説」は7/8月号なもので・・・。

この祝日についてはwikiをどうぞ(こちら)。
下の動画では、シニョーラが、フェラゴスト(8月15日前後の数日間はみんながバカンスに出かけて、都市が空っぽになる時期の祝日で、よく覚えてないけど、多分みんな海に出かけていたんじゃない、と語っています。
8月15日は農作業の労働も休む日で、人だけじゃなく、家畜も休ませてあげたんだそうです。
次の若者(シニョーラの孫?)は、イタリア人にとっては海や山で家族とのんびり過ごす祝日だと言ってます。
この日にピクニックやバーベキューをむ楽しむ伝統はしっかり受け継がれています。
というか、そもそもバカンスの最中の祝日って、印象薄そうですね。
ムッソリーニが格安の電車を運行したので、みんなが里帰りしやすくなったそうです。今どきの若者は、この日に実家に帰って家族で食事すると言ってます。
レストランで寂しく食事をするより、家族みんなでわいわいにぎやかに楽しむ真夏の食事。特に定番のメニューはないようなので、ノンナが腕をふるって孫の好物を作る日なんだろうなあ。

キリスト教的には聖母マリアの被昇天の日にあたり、各地でちなんだ行事が行われる。
特に有名なのはシエナの世界最古の競馬、パリオ。

みんなが海を目指す真夏、山はバーベキュー天国になってた。

やっぱり最近の炭焼きの主役は子羊肉のアッロスティチーニ。
でも、今月は豚のリブロースの炭焼きグリルのリチェッタ(P.31)も訳しました。
子羊の次は豚のリブロースの炭焼きです。

豚のリブロースといえば、トスカーナ料理。

次回に続きます。
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