2020年3月8日日曜日

チェリー・モッツァレラから作るフリットとブッラータ

総合解説」の今月のリチェッタから、次は“早春の田舎の日曜のプランゾ”というテーマのメニュー。
『サーレ・エ・ペペ』の記事です。

まず前菜は、色合いがとても鮮やかで春らしい1品。
モッツァレッラのズッキーニクリーム詰めです。
新ズッキーニをおろし、塩をして水分を出したら、新ほうれん草、オリーブオイルなどと一緒にミキサーにかけて淡い緑色のクリームにします。
真っ白いチェリーモッツァレラを半分に切ってくり抜き器で中をくり抜き、そこにクリームを詰めます。

ピッツェリアのミニモッツァレラのフリット

パン粉を2回つけて揚げるだけ。
チェリーモッツァレラをくり抜き器でくり抜く、というのは何気ないようで、ポイントとなるナイスアイデア。
中に緑色のクリームを詰めるときれいな前菜になるし、ストラッチャテッラ(裂いたモッツァレラの生地と生クリームを混ぜたクリーム)を詰めるとブッラータになります。

自家製ブッラータのストラッチャテッラ作り

モッツァレラを刻んで湯を加え、なめらかになるまで伸ばし、冷水に取る。
生クリームに塩を加え、割いたモッツァレッラを入れてよく混ぜる。

自家製ブッラータのモッツァレッラの袋作り

モッツァレッラを袋状にして中にストラッチャテッラを詰め、口を閉じる。


ズッキーニのクリームを詰めたチェリーモッツァレラにトッピングするのは
スモークマグロ。

シチリアのマグロの加工品メーカー

ちなみに、モッツァレラのフリットと言えば、モッツァレラ・イン・カロッツァ。
これは前日に残ったモッツァレラを有効活用するために考え出された1品。
この料理には、1日経って水気が飛んだくらいのモッツァレラが最適。

モッツァレラ・イン・カロッツァ

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総合解説
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