2020年3月14日土曜日

パスタ・プリマベーラ

時期が時期だけに、スパゲッティやパスタソースを保存用に買う人も多いことと思います。
そこで久しぶりに今日はスパゲッティの話題。
この時期の定番パスタといえば、プリマベーラです。

この季節ならではの春野菜のパスタですが、ブロッコリーやズッキーニでも応用できます。

春の新鮮なものを何でも入れるパスタ・プリマベーラ

今日は、イタリア料理の初心者向けの本のロングセラー、
のリチェッタをどうぞ。
Pasta primavera/パスタ・プリマヴェーラ

材料/4人分
ソラマメ・・120g(さやつきで500g)
短く切ったアスパラガス・・150g
短く切ったさやいんげん・・100g
生か冷凍のグリーンピース・・120g
バター・・30g
薄く切ったフィノッキオ・・小1個
生クリーム・・375g
生麺のタリアテッレ・・350g
おろしたパルミジャーノ・・大さじ2

・鍋に湯を沸かして塩小さじ1、ソラマメ、アスパラガスを加え、弱火で3分ゆでます。
・穴開きレードルで取り出して流水にさらします。
・グリーンピースとさやいんげんも同様に4分ゆでます。
・ソラマメのさやをむきます。
・大きなフライパンにバターを溶かし、フィノッキオの薄切りを5分色がつかないように炒めます。
・生クリームを加えて塩、こしょうし、弱火で2分炒めます。
・パスタをアルデンテにゆでて水気をざっときり、ソテーパンに入れます。
・グリーンピース、さやいんげん、アスパラガス、ソラマメ、パルミジャーノを加えて混ぜます。
・最後にパスタを加えてなじませ、皿に盛り付けてパルミジャーノを散らします。

いつものフライパンで作る時は、中華の要領で強火でちゃちゃと炒めないように。
イタリアンでは全く逆で、香味野菜を油で炒める時は、底の厚い鍋を使って弱火で、野菜から水分が出てしんなりするように炒めます。
イタリア語では、ソッフリッジェレsoffriggere、またはsoffrittoにする、と言います。
イタリア料理の基本は、ほとんどの場合、このソッフリットです。
そしてソッフリットには底の厚い鍋が最適。

イタリア料理を作る人が最初にマスターするのがソッフリット。
私はせっかちな性格が治りました。

食材がちっょと特別な上級編プリマベーラ。

多分ナポリのシェフだったと思われる彼、食材に妥協しないので、ラディッキオ・ロッソのタルディーヴォやグラニャーノのパスタ、スペック(生ハムでも可)などを、シェフのノリで使ってます。
きっと超美味しいよ。
普通はハムとグリーンピースで作ります。

ソッフリット





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「総合解説」
クチーナ・レジョナーレ・ソフィー・ブレイムブリッジ
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