2025年5月19日月曜日

ピエモンテとヴァッレ・ダオスタの伝統に属する、ニョッキ・アッラ・バーヴァ。

今日の料理は、(CIR1月号)の地方料理の記事から“チーズのニョッキ”です。
東アルプスの、ピエモンテとヴァッレ・ダオスタの伝統料理です。

ヴァッレ・ダオスタ

料理は、いわゆる“ニョッキ・アッラ・バーヴァgnocchi alla bava”と呼ばれるニョッキ。

ニョッキ・アッラ・バーヴァ

ニョッキはグルテンフリーのあらゆる年代に人気の料理。
じゃがいも、小麦粉、牛乳がベースのとてもシンプルな料理なので、材料が重要になります。
べースは粉と水をこねた生地をちぎって熱湯でゆでたもの。
それが次第に球形や筒形になり、生地に新たな材料も加えられるようになっていきます。
ベースの粉は、小麦、とうもろこし、そば、パン、リコッタと野菜など。
じゃがいものニョッキはピエモンテ、ヴェネト、フリウリ、エミリアなどが発祥地と考えられていますが、全国的に普及しています。

ベースのじゃがいものニョッキ。


まずはざっとニョッキ・アッラ・バーヴァの説明。
実はこのニョッキ、“バーヴァ”というのがポイント。
バーヴァとはよだれという意味。でも、どの文献を見ても“”いわゆる”ニョッキ・アッラ・バーヴァと呼ばれるとあり、よだれ風ニョッキと呼ぶことはありません。まあ、そうでしょうねえ。
この名前の由来は、次回に。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2022年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

0 件のコメント:

南のバローロと呼ばれるなど、何かとバローロと比較され、食通に愛されるワイン、タウラージ。その歴史は古すぎて、紀元前から始まる。

今日のお題はワイン、タウラージです。 どこのワインかというと、カンパーニア。 タウラージというのはカンパーニアのアヴェッリ―ノ県の町。 イルピニア地方にあります。 イタリアを代表する美食家でワイン評論家のヴェロネッリは、イルピニアのワインのもっとも輝く宝石、と形容しました。 アヴ...