(CIR2月号)のリチェッタ、テーマはU20が作る料理、2品目は“カボチャのクリームとカタローニャのピンサ”です。
U30世代はピッツァも自分たち向けに刷新しました。
(CIRのリチェッタの日本語訳はP.2)。もう焼かれているものを使って作るんですね。徹底的に若者向けだけど、新しいスタイルのローマのピッツァとしてすっかり定着してるようです。とは言え、少し前までは全然知られていなかったもの。ピンサの歴史や背景についてはまったく語られていないので、多分、イタリア人もまだあまりよく知らない。
ピンサの誕生
ローマの企業が権利を有しているようですね。こうなると、庶民の食文化とは離れたものになりますね。今までにも単一の企業が売り出した食材はたくさんありまたが、定着したものはあまりありません。このメーカーも曖昧な語り口で、ずばりこうだという話が出てきませんね。つまり、ずばりこう、という定着、安定したものではなく、作る人のアイデア次第、という段階のようです。そしてそのアイデアがヒットしてローマの庶民の間に広まったら、本物のブームとなるのでしょう。現在は、まだその前の段階です。企業が作りだしたブームがどう変化していくのか、楽しみです。
ピンサの仕掛け人が語るピンサのこと。ピンサと言う名称も、古代ローマ生まれと言ういかにもそれらしい伝説も彼が考え出しました。なんだかティラミスがヒットした時のようなお金の匂いがするなあ。ちなみに彼はピンサの生地と粉を売っています。
市民と結びついた食文化の背景はなくても、ピッツァを軽くヘルシーにしたピンサは、U30世代には人気のようです。
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