2025年5月9日金曜日

ミラノ風リゾットの深いこだわり。

リゾット・アッラ・ミラネーゼの話、続けます。
ミラノでは、美味しいリゾット用の米の主流はカルナローリCarnaroliという歴史的品種。
大粒で煮崩れしにくい品種です。栽培に手間がかかるかなり珍しい品種。

カルナローリはイタリア人にとって米の王様。

ミラノのリゾットはワインを加えないリチェッタ。普通は米を炒めた後にワインをかけますが、ワインの酸味がサフランのデリケートなアロマとぶつかる、というのがその理由。
昔はチーズは地元のチーズの傑作、つまりロディジャーノが理想的とされていましたが、サフランの香りとぶつからないあまり熟成させすぎていない硬質チーズを使うようになりました。

ガンベロ・ロッソ誌がミラノのリゾット・ミラネーゼベスト10の1つに選んだトラ
サルディ・アッラ・スカラの料理について語るジャンカルロ・ベルベッリーニ。

クラッコもガンベロ・ロッソが選んだ店。クラッコとトラットリアのリゾット・ミラネーゼの動画。

ここで再びアンドレア・リバルドーネのミラノ万博で発表したリゾット・ミラネーゼ。

ミラノに行ったらスパゲッティなんか食べてないで最高のリゾット・アッラ・ミラネーゼ食べたいけど、店を探すのは意外と大変。
次回は(CIR1月号)の記事、ミラノのグルメガイド、ベッキア・ミラノの話。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2022年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
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