2024年12月9日月曜日

(CIR)8月号発売しました。

(CIR8月号)発売しました。


夏の8月号のリチェッタは、フレッシュですぐできるバカンス料理。
なんだか楽しそう。
リチェッタは“冷製パスタpasta fredda”、“トルタ・ピッツァ?torta o pizza”、“貝conchiglie”と、これもウキウキしそうな、バカンスの香りぷんぷんの料理ばかり。

パスタを冷たくして食べる習慣は、パスタの本場イタリアでは邪道。定番の冷たいパスタはパスタのサラダ程度でしたが、このリチェッタは、かなり本格的なパスタ・フレッダばかりです。長くやってますが、こんな記事が登場するのは多分初めてでは・・。
冷たいパスタ。

地方料理はタコのサラダ。
地中海風タコのサラダ。

タコのバリ風

タコと言えばナポリですが、今月の料理はプーリア料理。
さらに今月の地方料理はもう1つ、アルト・アディジェ料理です。

アルト・アディジェは別名南チロル。夏に取り上げるのは意外な地方ですが、最近のイタリア料理は海だけでなく、アルプスなど山の料理も、イタリア料理の大切な要素、として見直す傾向があります。

食材は“ストラッチャテッラ”。プーリアで生まれて世界中に広まったイタリア料理の新しいスペチャリタ。
ストラッチャテッラstracciatella

プーリアにアルプスと、海に山にとバリエーションに富んでますねえ。
海と山の料理が共存している最もダイナミックな季節。
これから徐々に山が勢いを見せるのが秋から冬のイタリア料理。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2022年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2022年の号からできます。
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冷製パスタ、パスタ・フレッダも本気で作るとこんなに本格的になる。

今日のリチェッタは、冷製パスタです。 パスタを冷たくして食べる習慣は、せいぜいパスタサラダ程度で、イタリアではあまり普及していないと感じていましたが、こんな記事を訳すのは初めてです。しかもリチェッタはどれも、素人の考えを軽く超える、本格的なパスタでした。 まず1品目は、“スパゲッ...