今日は“トルタ・ピッツァ”の記事から、ピッツァ・パリジーナpizza parigina(日本語のリチェッタは(CI))8月号P.16)。
ピッッァ・パリジーナは、直訳すればパリのピッツァ。なんだかすごくおしゃれなピッツァの感じ、と思ったら、なんとナポリ料理でした。しかもピッツェリアでは作ってなくて、パン屋や惣菜屋で売ってるんだって。すべての誤解の元、pariginaの語源はp''a riggina、→per a regina女王のためにという言葉なのに、発音するとパリジーナになっちゃうという、ちっょと複雑な事情。そしてナポリのちょっと怪しげなフランス語の料理と言えば、モンズ―。こと貴族の家庭にやとわれたフランス系の料理人が活躍した、ブルボン家が支配したナポリ王国を思い起こさせます。
ナポリで人気のロスティッチェリーア・バール・パスティッチェリーア・ヴェーラのパリジーナ。
モルタデッラとピスタチオのパリジーナ。
生地を伸ばして具をのせ、パイ生地をかぶせて焼きます。
次はフォカッチャ・リピエーナの話。
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