さすがに8月号の料理は冷たいものが多く、この季節だと凍っちゃいそう。
来年の8月向けだと思って訳してました。
最初の前菜は、“トマトとローストなすのグラニータ”。冷たそうですねー。
夏野菜を冷たく食べるには、という発想が詰まってます。
グラニータは、シチリアが生んだ傑作。
レモンやコーヒーだけじゃなく、野菜もグラニータになります。キュウリのグラニータ。
マンゴーのグラニータ
トマトのグラニータ
(CIR)の1品は、トマトのグラニータ、ローストなす、オイルサーディン、バジリコのソースという夏野菜が主役で冷たい料理なのに、バカンス感満載の1品でした。
でも、さすがに寒い。
でグラニータに代わるのが、ペーストです。(CIR)8月号の2品目は、“ポーチュラカのペースト”。
ポーチュラカは、日本語だとマツバボタン、食べられるんですね。
きれいな花をつける野草という割には、野菜みたい。栄養的にも優れていてむしろ健康食品。
ポーチュラカ
ポーチュラカのペーストのシャラティエッリ。
ポーチュラカのリチェッタを訳したのは初めてですが、意外と普及してるみたい。
トマトのグラニータにはなすのローストなどのコクのあるものを組み合わせるのがいいみたい。ポーチュラカのペーストはケッパー、オリーブ、レモン風味で地中海の味そのもの。これをクロスティーニに添えてベジタリアンな前菜に。
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