さて、今日のお題はトスカーナの白ワイン、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノです。
1980年代のイタリアの重要な白ワインと言えば、このヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノにソアベ、フィアーノ・ディ・アヴェッリ―ノなど。
ソアべ
フィアノ・ディ・アヴェッリ―ノ
ワイン通がイタリアの白ワインを語る時の定番が、今まであまり気にしていなかった、ということ。
でも、魚料理やベジタリアンたちが注目を浴びる昨今、そうも言ってられなくなったようで、白ワインに急速に関心が集まっているようです。
現在、サン・ジミニャーノは赤ワインの産地、トスカーナの白ワインのオアシスとして愛されています。
イタリアの白ワインは、かつて、すべて2月や3月に出荷していました。1980年に収穫年の9月から翌年の収穫まで流通する、という規定ができて、バランスが取れたワインが出回るようになります。その年のヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノは、エレガントで、完璧に成熟した金色のワインで、長いことワインに携わっていた人にとっても、忘れられないワインになったそうです。
そしてそれは地中海のデリケートな魚料理に合うワインでした。
ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ
ぶどう畑の標高は200~400m。コルドーネ・スペロナータcordone speronatoと呼ばれる選定方法で栽培。
コルドーネ・スペロナータは短く仕立てる選定。日照や空気の循環が起こりやすくしして病気の影響を少なくします。■■■
これが海の料理に合うというこのワインの特性の元。
様々なイタリアの白ワインの中でも、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノはベジタリアン料理と魔法のように合うと言われてこの15年、地元のオリーブオイルと共に普及していきました。
それでは、よい年末年始をお過ごしください。
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