2024年3月27日水曜日

バッカラ料理とパッラーディオの建築物で知られるベネトの街、ヴィチェンツァ


(CIR12月号)のリチェッタ解説、今日はベネトのクリスマスの定番料理です。
ベネトのクリスマス料理と言えば、最近では、復活祭の前の断食の話の時に、詳しく説明しています。主役はバッカラでした。これまでにも,バッカラについてはかなり取り上げてきたので、もう新たに付け加えるともない、と思っていましたが、まだまだあったのでした。
そもそも、今まで主に取り上げていたのは、ベネチアのバーカロの名物料理、バッカラ・マンテカートでした。ベネチアに行ったら、バッカラ・マンテカートとイカ墨のリゾット、モレケは必ず食べておきたい名物。でも、今月のリチェッタの料理は、バッカラ・アッラ・ヴィチェンティーナbaccala alla vicentinaです。リチェッタはP.11。
ベネチアじゃなくてヴィチェンツァの料理です。

パッラーディオの街、ヴィチェンツァ

イタリアを代表する天才建築家、パッラディオが移り住んだ街で、彼の建築様式は、パッラーディオ主義と呼ばれ、街には彼の作品も多数残されています。もちろん世界遺産。


アメリカのホワイトハウスがパッラーディオスタイルを取り入れたことにより、彼の名声は不動のものになりました。ホワイトハウスが取り入れたと言われているパッラーディオの傑作、ヴィッラ・ロトンダ。

ヴィチェンツァの特産品

パッラーディオにはまって、バッカラの話までたどり着かなかった・・・。
次回に続きます。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
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シチリア出身のシェフがミラノで出した店は、その名もイカの卵。イカの卵はベネチアのチケッティの珍品中の珍品でした。

ゴールデンウイークにイタリアに行く人たち、いいなあ、なんて思いながら、情報だけはどんどん入ってくるので、今年もせめて動画でバーチャルツアーしましょうか。 今年はミラノガイドのカリスマが、新しい本を出したので、その中からミラノのお店をいくつかどうぞ。 まずは老舗のパスティッチェリー...