(CIR)2021年12月号から、クリスマスの地方料理の話です。
今日の料理はレバーのクロスティーニ(CIR)のリチェッタはP.3。イタリア料理のクラシックです。
レバーのクロスティーニCrostini di fegato.
下の動画で、シェフの家のクリスマスのディナーは毎年、レバーのクロスティーニで始まる、と言ってますね。
どこの地方の料理かというと、トスカーナです。
この料理にも、トスカーナ地方を代表する食材、パンと内臓が使われています。
とても古い料理で、伝説には事欠きませんが、記事ではトスカーナの歴史も関わっている料理として、その歴史を説明しています。
トスカーナの州都フィレンツェは、ルネサンスの天才芸術家たちを何人も輩出した芸術の都です。イタリア料理に興味はなくても、フィレンツェに行ってみたい、もう行ったという人は多いでしょう。
フィレンツェに行く前に知っておくこと。
2021年はダンテの没後700年のダンテイヤー。
ダンテ・アルギエーリは詩人で政治家で哲学者。代表作は『神曲La Divina Commedia』。現代文学の傑作と言われている作品です。この作品の名前は料理の話の中にもなぜか頻繁に登場します。欧米の人は、偉人の傑作の引用が大好きですよね。イタリア人はみんなダンテの神曲を読んでいるのかと、その度にびひったものです。もちろん私も手に取ったことすらありませんが、名前だけは知っています。でも、こんな小難しそうな話、読むことはこの先もないだろうなあ。
3分で解説するダンテ。
ダンテの解説をする時に、必ず登場するのが教皇派のグエルフィと教皇派のギベルティ―ニの話です。12~13世紀のフィレンツェは、この2派に分裂して内部抗争状態でした。
確かに小難しい話ではあるのですが、フィレンツェを観光するには、最低限このことだけは知っておかないと話が先に進まない重要なポイントです。
グエルフィとギベルティ―ニはフィレンツェに行く前に知っておきたいフィレンツェの基本情報。
フィレンツェのダンテゆかりの場所。
何言ってるのか全然わからないけど、時々分かりそうな話もある・・・。
ネットフリックスでドラマ化希望だけど、もうなってるかな。
トスカーナでギベルティというと、フィレンツェのドゥオモのジョヴァンニ洗礼堂の天国の扉を作ったロレンツォ・ギベルティを想像するけど、教皇派のギベルティ―ニとは別の話。
おっと、話が脱線しそうなので、ダンテの話はここまで。
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