今日は、2021年11月号のCIRに載せられなかった記事、サーレ・エ・ペペ誌からEVオリーブオイルの“ガルダDop”の話です。
ガルダ湖には、ヴェネト、ロンバルディア、トレンティーノという3つの地方が隣接しています。
ガルダ湖。
北イタリアにありながら、モレーン(氷河が削られてその土砂が堆積した地形)の絶壁の丘によってアルプスから隔てられた独特の地形と気候の地方。
そしてオリーブの産地として知られています。
地中海性気候のためにオリーブとレモンの栽培などが行われていますが、ルネサンス時代に造られた狭い畑での作業はかなりきついものでした。
ガルダ湖のオリーブの栽培。
少なくとも中世以降、南イタリアとの交易の道が断たれたことにより、有力修道院の修道士たちがオリーブの栽培の可能性に気が付きました。教会の儀式のために光が必要になり、オリーブを栽培したのでした。オリーブは食用としてはわずかしか利用されていませんでした。
ガルダのEVオリーブオイルは、草やアーモンドの風味が特徴。最近では古い土着の貴重な品種を再び栽培するメーカーも現れて、湖の料理に最適な、甘くてエレガントなオイルも造られている。もっとも北で造られているEVオリーブオイル。
値段と品質の高さで知られています。
ガルダ湖のヴェローナ側湖畔の町、バルドリーノにはEVオリーブオイル博物館があります。
そしてこの地方を代表する料理がドルチェのフォガッサFogassa。冬の午後に熱いお茶と一緒にいただくのに最適だって。
フォガッサ・デ・カヴァイオンFogassa de Cavaion。
=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリアの月刊料理雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~11月号です。
定期購読は2021年からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもどうぞ。
ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法
お問い合わせはこちらからどうぞ。
(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
=====================================
0 件のコメント:
コメントを投稿