話は復活祭に戻ります。
復活祭に欠かせない食材は色々ありますが、代表は卵と子羊です。
卵は、“命の復活”、“春”、“希望”の象徴です。中部イタリアでは復活祭の時期、朝食にゆで卵を食べる習慣があります。
スーパーのイースターエッグ売り場。
命の復活の象徴は、欲望の象徴に完全に姿を変えてますねー。ターゲットは完全に子供。
手作りイースターエッグ。
子羊は、古代から神への生贄とされてきた他にないシンボル性を持った食材。
そもそもキリスト教では大罪を世界から取り去るキリストのシンボル。
キリストが自らを生贄の子羊として十字架にかかったことに由来する《聖体》の象徴。
南イタリアのマジパンの子羊。
これをプーリアのパスティッチェリーアで見つけた時は、どうやって日本まで持って帰るか一瞬真剣に考えていました。
見れば見るほど可愛いですが、ミルクしか口にしたことがないミルクラムは、無垢の象徴でもあり、生後3~4週間でさばきます。可愛すぎて抵抗を感じる人も常にいる行為ですが、イタリアには子羊の飼育や料理の長い伝統があります。
群れからはぐれた子羊。
ラツィオではミルクラムのことをアッバッキオと呼びます。ローマの産地保障食品、IGP食品に認定されています。せっかく癒されたのに、ちょっと話題が残酷になるので次回に続きます。
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