詰め物入りパスタ、pasta ripienaの一番シンプルな形の一つ、半円形。
シンプルなだけに、詰め物や生地、ソースで創造力を発揮するシェフが多い詰め物パスタです。
北イタリアのお家芸、詰め物入りパスタ。
基本は、軟質小麦粉と卵の生地をできるだけ薄く均一に伸ばすこと。
半円形の詰め物入りパスタは、南チロル地方の伝統料理として知られています。
南チロルはドイツ語圏。ドイツ語で半円はkrapfen。ちなみにイタリア語ではメッザルーナmezzaluna。
Schlutzkrapfen
まるで寄木細工のような製造方法。この麺棒、伝統工芸品だったとは・・・。ドイツのクラフトマンシップを感じる・・・。これでラビオリ作りたくなる。
ラビオリメーカーでラビオリ造り。
少しずつ分かってきたけど、絶対手で作るのは、多分、三角形のラビオリ。
この話は次回です。
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ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
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