2022年12月28日水曜日

レンズ豆の他にもたくさんある縁起物の食材。

新年の縁起物食材の話を探していたら、サボイキャベツを1月1日のディナーに食べるとリッチになる、というのがありました。もっとお手軽なのは、ぷどうは新年の真夜中に12粒食べると365日間豊かになるという話。
どうやら、サボイキャベツ、ビエトラ、ズッキーニ、ブロッコリーなどの緑色がお金の色なので、豊かさの象徴とみなされているようです。
ぶどうは富の象徴で、1ヶ月に1粒で、計12粒。古代ローマ人が広めた習慣のようで、ぶどうが甘ければ、その年はいい年になり、酸っぱけれ大変な一年になる、というもの。
もっとお手軽ならシャンパンにザクロの粒を入れて飲むと新年は豊かになるというのもあります。マンダリーノ(みかん)も新年の縁起物、他に悪運を払う唐辛子(ディアボリッキオ種)、旅の安全を祈願するなら、巡礼者の守り神、ホタテ貝といった具合。
とりあえず、今年はぶどうにしてみようかなと思ってます。甘いぶどうにあたることを願って・・・。

=====================================
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
[creapasso.comへ戻る]
===================================

0 件のコメント:

サラマ・ダ・スーゴもフェラーラの名物サラミ。やっぱりこれも見栄えがかなり独特で、5世紀の間何も変わっていない。

フェラーラの話をしているうちに、普段はあまり耳にすることのないこの街の魅力がよみがえってきました。 フェラーラ料理には、カボチャのカッペッラッチやサラマ・ダ・スーゴなどがあります。 フェラーラのカボチャのカッペッラッチは農民の麦わら帽子がモデル。典型的なルネサンスの料理。 フェラ...